投入堂という言葉を聞いたことがあるだろうか? 投入堂とは読んで字の如く、まるで岩穴に放り投げて建てられたような建築物で、その光景は見る人を圧倒し、迂闊に近づいてはならない雰囲気を醸し出した、神秘的な堂宇です。 そんな投入堂は全国各地の山奥に…
伊予富士、にこ淵の観光を済ませ、翌日は土佐の投入堂である聖神社を訪れる為、この日の車中泊は風の里公園を選びました。 風の里公園は高知県仁淀川町と津野町の境に位置する公園で、元々は葉山風力発電所という施設ですが、公園としても開かれているスポッ…
小豆島の旅を終え四国に戻りまず始めに、四国の富士山こと伊予富士に登りました。 伊予富士は石鎚山を中心とした石鎚連山の中に位置し、今回は伊予富士のみ登りましたが、石鎚山から東赤石山まで登山道が繋がり、縦走として楽しむ事のできる山でもあります。…
島四国と呼ばれる小豆島は見渡せば岩山が多く、まさに石の宝庫であり、かつては大阪城の石垣を始め、全国各地に至るまで歴史的建造物に小豆島産の石が使われるほど、小豆島の石は重要な役割を果たしていました。 更に小豆島と言えば空海が立ち寄った際に、そ…
瀬戸内海でも人気を誇る小豆島は風光明媚な景観や歴史、文化が栄え、現在は多くの観光客で賑わいを見せる島になっています。 島の至る所では巨岩や怪岩のよる奇景が広がり、見る人の心を動かす壮大な景色を楽しませてくれる島でもあります。 そんな奇景の多…
からかい上手の高木さんにはまってから、今もっとも行きたい島になったのが瀬戸内海に浮かぶ小豆島。今年は高木さんの映画も放映される事からぜひ、今年中に訪れようと思い、5月に小豆島を訪れました。 小豆島と言えばオリーブ発祥の地として名を馳せ、その…
関東の秘境と言われる群馬県の西上州は奥秩父、八ヶ岳、浅間山などの名だたる名山に囲まれた場所に位置し、標高の低い山が連なる奥深い山岳エリアです。 特段目立つ山は無いものの、見る人を圧倒するような岩山が多く、かつては多くの修験者が行に励んでいた…
桜の見ごろを終えた4月中旬、次なる花の見頃であるアカヤシオとツツジを堪能するべく、群馬県は西上州の上野村にやってきました。 今回も登山と旅を楽しむためにお気に入りスポットの西上州を訪れ、長野県と埼玉県の県境に位置する上野村の笠丸山を登りまし…
突然ですが、日本一の○○と聞いて何を思い浮かべますか? 日本一高い山(富士山!)、日本一長い川(信濃川!)、日本一高い建築物(スカイツリー!)など、枚挙にいとまがありませんね(^^; 日本一と言うからには、やはり誰もが知っている、見れば納得するようなも…
群馬県南牧村の桜は首都圏に遅れること1週間後にちょうど見頃を迎え、今年も桜が見頃である4月上旬に南牧村を訪れました。 南牧村は群馬県の西上州に位置するひっそりとした村で、ほとんど人の手が付かない純粋な自然を満喫する事ができ、登山やキャンプにも…
伊豆半島はジオパークに登録され、いくつもの自然が造り出した光景があり、見る人を圧倒させるスポットが多く、今回の伊豆半島巡りもほとんどジオスポット巡りの旅になりました。 さて、そんな数々のジオスポットを巡るドライブ中、海沿いにひと際目立つ岩山…
暑さ寒さも彼岸までという言葉通り、3月のよく晴れたこの日の伊豆は半袖でも問題ないくらい暑さを感じ、冬でも暖かい伊豆を沼津から海岸沿いをぐるりと1周する旅に出かけました。 伊豆は何度も訪れましたが、いつか伊豆半島を1周しようと心に決めていて、ま…
まだまだ寒い2月は毎年京都の伏見稲荷大社を参拝し、京都の旅を満喫しています。 それと同時にお隣の滋賀県に位置する日吉大社も毎年の如く参拝していますが、今年は行程を変更したために、日吉大社の奥宮である八王子山にも訪れる事ができました。 八王子山…
令和4年初の登山は丹沢主脈の南側に位置する標高801mの高松山に登りました。 丹沢の山と言えば日本百名山に選ばれている丹沢山や神奈川県最高峰の蛭ヶ岳、塔ノ岳、更に山岳信仰で栄えたピラミッド型の大山など2000m級の山はありませんが、その為に春夏秋冬気…
春はアカヤシオや山桜を楽しみ、秋は紅葉を堪能するために毎年の如く群馬県の西上州を訪れていますが、今年の秋の群馬旅は群馬百名山にも選ばれている御荷鉾山を登りました。 御荷鉾山(みかほやま)は西御荷鉾山と東御荷鉾山の二峰で成り立ち、秩父市の境に位…
日本には北、中央、南と3つのアルプスがあり、総じて日本アルプスと呼ばれています。アルプスと聞くと標高が高く迂闊にしか寄れない、経験豊富じゃないと登れないというイメージがあり、登山初心者はなかなか近づけない山岳エリアだと思われます。 更に標高…
日本一綺麗な川と称される四万十川を流れる四国地方は、息を飲むような美しい川や渓谷が多く、国土交通省が実施している水質調査でも群を抜いて素晴らしい水質として認められているそうです。 そんな見た目も中身も美しい清流の宝庫である四国地方には素晴ら…
高知県は四国一大きく、雄大な太平洋を見渡せる県です。歴史的に見ても古刹や名刹が多く、特に室戸岬は真言宗の開祖である空海が修行で訪れた事で有名です。 今回の四国遠征は2泊3日の旅となり、石鎚山登山以外は初上陸である高知県を散策しました。 その中…
晴れと雨の攻防戦が繰り広げられる9月下旬、東北の山やアルプスでは秋が深まるこの時期に栃木と群馬の県境に位置する日光白根山を登りました。 日光の山と言えば百名山である男体山が有名で、その周辺にはまるで家族のように寄り添って聳える女峰山、太郎山…
今年初の四国入りは4度目の石鎚山登山と高知観光の旅になりました。 実は高知県を訪れるのも初めてで、2泊3日の内、最初の2日間は高知県を巡るドライブ旅でした。 高知県は四国一大きい県であり、瀬戸内海の島々の光景と打って変わって、湾曲の海岸線が美し…
裏の高野山と呼ばれ、かつては宗派を問わず多くの僧たちが活動していた立石寺は巨岩や奇岩などの純粋な磐座信仰から納骨、死者の歯骨を納める風習や磨崖供養碑による供養など、民間信仰にまで発展した寺院です。 江戸時代には松尾芭蕉が訪れ、有名な句を詠ん…
秋の訪れを肌で感じる9月の中頃、二連休の最終日に山形県の古刹である山寺こと立石寺を訪れました。 正式名所は宝珠山立石寺と呼びますが、寺の案内図を見ると山全体にまんべんなく堂が建てられているので、通称「山寺」とも呼ばれています。 中世以降は死者…
梅雨の中休みを利用し、新潟県新発田市からよく眺めることの出来る信仰の山、二王子岳を登りました。 飯豊連峰の西部に位置する二王子岳は古来より信仰登山が盛んな山であり、修験道の霊山として登られていました。その証拠に登山口には立派な社殿を持つ神社…
新潟と福島の県境に聳える東北の名峰、飯豊山から流れる加治川は源流付近では飯豊川とも呼ばれる清らかな川です。 その飯豊山から新潟方面に流れる加治川は麓の新発田市に流れる川で、かつて加治川沿いには6000本もの桜が連なり、桜の名所として名を馳せ、日…
前日の磐梯山に続き、二連休の最終日はお隣の安達太良山に登りました。 標高は磐梯山より少し低い1700mで、鉄山、箕輪山、和尚山など様々なピークがあり、それらを合わせて安達太良山と呼ばれています。 最高峰の乳首という場所からは360度の大展望が楽しめ…
日の出前に猫魔ヶ岳と磐梯山を登り時間も余裕だったので、下山後は磐梯山周辺の観光スポットである裏磐梯を散策しました。 裏磐梯には噴火で生じた三つの湖があり、その内の一つである桧原湖は最も大きく、湖周辺にはキャンプ場やホテルが充実し、見どころの…
梅雨入り前の6月上旬、徐々に山の雪解けが終わりに向かうこの時期に東北の南部である福島県の磐梯山並びに安達太良山を登りました。 磐梯山は福島県のほぼ中央に位置し、吾妻連峰の西部に位置する独立峰の山で、見方によって美しく見えるその姿は会津富士と…
日本一高い山は何でしょう?そう、富士山ですね! 富士山はご存知の通り静岡と山梨の県境に位置する標高3776mの日本最高峰の山で、360度どの方向から見ても均一の取れた秀麗な姿はまるでピラミッドのようです。 山好きもそうでない方も誰もがその美しい姿に…
桜の時期を終えた四月の中頃、高山にはまだ残雪が見られるこの季節に残雪の影響のない素晴らしい展望の山を求め、富士山の外輪山である毛無山、十二ヶ岳、鬼ヶ岳まで縦走しました。 今回登った山々は富士五湖の一つである西湖の正面に位置し、十二ヶ岳は一か…
3月のすっきりとした青空の下、2連休を利用して今回は西伊豆の沼津を訪れました。 沼津は伊豆半島の北西に位置し、駿河湾に囲まれた海沿いの地域なので何といっても海の幸が豊富です。 また、伊豆半島はジオパークに認定され、半島全てが「大地の公園」その…