出羽三山の登山後は昨年、山形県立博物館で知ったジブリファンにオススメな珍スポットである、トトロの木を見に行きました。
山奥にひっそりとたたずむその姿はまさに、トトロを思い起こし、
自然ではなく人の手によって作られたのではないかと思うほど、見事なトトロの姿になっています。
この日は日帰りだったので、あまり時間が無く滞在時間も短い観光でしたが、トトロそっくりな木である、トトロの木について簡単に紹介したいと思います。
トトロの木の場所
車の場合はJR奥羽本線新庄駅から約30分で到着します。
電車の場合もJR奥羽本線新庄駅からタクシーを利用した方がおすすめです。
トトロの木までの道
出羽三山神社を出てから約1時間、ようやく鮭川村にたどり着きました。
いたる所にトトロの木の案内看板が立っているので迷う事はないと思いますが、途中細い道や民家の間を通ったりするので、慎重に運転しましょう。
姿形からトトロの木と呼ばれ親しまれていますが、このトトロの木の正式名称は”小杉の大杉”だそうです。
小杉の大杉…
トトロの木とは小さいのか大きいのかどっちなんでしょうね?
駐車場に到着しました。
比較的新しい駐車場は数台停められるような感じになっていて、とても停めやすい駐車場になっています。
これほど整備された駐車場なら安心して車で訪れる事が出来ますね。
駐車場にはご覧の通り、立派なトイレが完備されています。
そして有難い事に自動販売機も設置されています!
トトロの木とご対面
駐車場から案内の看板に従って歩いていくと、トトロの木はどうやら畑の中にあるそうです。
具体的な地図やトトロの木の場所の案内は設置されていないので、自力で探さなければなりませんが、しばらく歩くと何やらそれらしき姿の大きな杉の木が見えてきます。
他の杉の木とは明らかに違うオーラを放っているので、直感であっ!これがトトロの木か?と思いますが、後姿はトトロじゃないですね…
奥にベンチが設置されているので、そこから見上げるのがベストです!
この木の下で夫婦が手を繋いで休むと、子宝に恵まれると言われているらしいです。
近くまでやって来ました。
てっぺんが二又になっているので、てっきり二本の木で成り立っているのかと思いきや、見る限りトトロの木は一本の木から成り立っている事が分かると思います。
それにしても、もの凄く太い幹ですね!
見上げるとご覧の通り太い幹に何本も枝が分かれているのが分かります。
このように、何本も何本も枝分かれして、やがて大きな木に成長していく事が下から眺めてよく分かると思います。
木の近くには祠がありました。
恐らくこの木を神木として信仰し、豊作を願ってきたのでしょうか?
トトロの木の周辺は本当に何も無く、畑と山だけが広がる穏やかな光景です。
観光スポットらしい場所ではないので、ゆっくり見学することができます。
山形県のおすすめスポット
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私が訪れた山形県の観光スポットを紹介します。
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最後に
出羽三山の登山後で、しかも日帰りだったので慌ただしい見学でした。周辺には多くの杉の木が生えていましたが、このトトロの木は他の杉の木とは大きく異なる不思議な木でした。
しかも一切手を加えていないらしく、それでこのような姿を維持しているので、何か不思議な力を感じました。まさに、知る人ぞ知る珍スポットでした!
山形の観光の際に是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。