伊豆と言えば海や温泉のイメージが強く、その通り伊豆半島はジオパークに登録され、海と大地の素晴らしい景観が見られ、更に古には火山の噴火が絶えないエリアでもありました。
日本には数少ないユネスコ世界ジオパークに伊豆は登録されている事から日本を代表するジオスポットとして壮大な景観を成した観光地として人気を馳せています。
さて、今回訪れたスポットは国道135号沿いの稲取地区にあるはさみ石という、あまりというかほとんど知られていないレアなスポットで、地図上だとほとんど国道沿いに位置しますが、そこに到達するまでには廃病院と廃道を通らなければならない過酷な場所です。
はさみ石に興味があったので調べてみると、はさみ石は船で近寄る事しかできないと書かれ諦めかけていましたが、細かく調べるとどうやら歩いて行けるコースがあるらしく、今回はその過酷なコースで幻の巨岩、はさみ石へ向かいました。
国道沿いの海岸にぽつんと佇むはさみ石とはどんな姿なのか?
また、そこまでに続く茨の道や到達までのポイントも合わせて紹介したいと思います。
駐車場から友路トンネル入口までの道のり
さてさて、今回紹介するスポットは冒頭で語った通り、廃病院と廃道を通る、いわば”異常なルート”を渡り歩かなければたどり着けません。
スタートもご覧の通り歩道がほとんど無い国道135号から始まります。
国道135号は小田原から下田の海岸沿いに連なる道路で、土日に限らず平日も交通量の多い道路です。
この日も平日に調査しましたが、次から次へ車が走り去っていく状況で、正直ここを歩くのは少し怖いです…
まぁそんなことは言っていられず、国道135号を小田原方面へ歩いていきます。
歩道と言う歩道はほとんど無いので、歩く時は厳重に注意しましょう。
暫くすると友路トンネルに到着です。
相変わらず正面からも後ろからも車はビュンビュン走り去り、恐らく乗っている人は「な、なんだあいつ!」って思っているに違いありません…
しかし、いつも車で走っている道路を実際に歩くと何だか変な感覚になります。
ぶっちゃけトンネルの中も歩きたかったですが、さすがいそれはやめとこう。
そして、友路トンネルの横には車1台分ほど停められるスペースがあり、はさみ石への入口はここになります。
トンネルの横のスペースにはこんな感じの入口があり、はさみ石に行くにはここを下ります。
これ、車で走りながらじゃ絶対に発見できないよねぇ~
よくこんな所を発見したものだと、感心します。
廃病院、廃道からはさみ石神社
さて、この鬱蒼とした道を下りましょう。
既に廃墟らしきものがありますが…
下るとそこには廃墟がありました。
最初は旅館か診療所の廃墟かな?と思いましたが、調べによるとこれは稲取隔離病棟という、天然痘や結核を患った人たちを隔離し治療するための病棟で、1958年に開業し、1982年に閉鎖したそうです。
現在はほとんど見られない感染症ですが、当時は不治の病とも呼ばれ、不安と恐怖の絶えない病気の一種として数えられた為、このような人里から隔離された場所に隔離病棟というものが全国各地に建てられていました。
1982年に閉鎖という事から、かれこれ40年前に病棟としての役目を終え、このような姿になったそうですね。
個人的に廃墟もけっこう好きなので、中に入ってみました。
40年も経つと、どれがどの部屋かというのも分からず、ベッドや医療器具も存在せず、ここが病棟である事すら分からない状況です。
辛うじてトイレの場所は分かりますが、それにしてもこの便器の形は今では見ないですね~
廃墟ってこういう今では見られない物も多く眠っているので、潜入するだけでワクワクが止まりません!まぁそれと同時に危険も付きものですが…
ネットで稲取隔離病棟を調べると、やはり廃墟マニアの為の廃墟スポットや心霊スポットとしても取り上げられ、いくつかサイトを調べると今以上に綺麗な姿の病棟も載っていました!
まぁ廃墟は廃墟なので時代が経つにつれ朽ち果て、そしていつか自然と一体となり、ここに建物があった事すら分からなくなるのでしょう。
おっと!この記事は廃墟探訪ではないので、さっさと進みましょう!
廃病院を進むと下り坂に出ます。
上を見上げると、赤い橋が見えますね!
あれは先程歩いた国道135号で、まぁまず車からここを歩いている姿は見えないでしょう。
現在の国道を潜ると展望台があり、ここから広い海を見渡す事が出来ます。
しかし、これも朽ち果てていて、いつ崩れるのか分かりません…
展望台に立つと青い海が見渡せますね!
そして、下を見ると…おや?あれがはさみ石でしょうか?
写真で見るとおもちゃみたいに見えますが、実際はかなり巨大に違いない!
ここからでもはさみ石の壮大さが伝わってきますね。
さ~あ!ここからいよいよ旧国道135号を歩いていきましょう!
はさみ石→と示された通りの方向へ向くと…
こ、これは…
これがかつての国道って事でしょうか?
見た瞬間、ん?道路はどこ?って思いましたが、調べによるとこの道が旧国道135号で間違いないみたいです。
ご覧の通り、道路としての面影は無く草や木の枝が伸び放題で、困難までは行きませんが、時期も8月と夏のせいか、虫やクモの巣が多く行く手を遮られます…
この旧国道135号ですが、かつて有料道路として開通していた東伊豆道路が後に国道135号として使用されていました。
しかし、1978年(昭和53)年1月に伊豆大島近海地震が発生し、トモロ岬周辺の旧国道135号は崩落し、甚大な被害を受けたそうです。
改めて見ると所々大きな岩や土砂が生々しく残り、地震発生から時が止まった状態で残された道路になります。
先ほどの展望台からはさみ石神社までは草木が生い茂る道を歩いて1分くらいで到着しますが、誰かが通った形跡があり、そこまでは困難ではありません。
そのはさみ神社から先ほどの道を振り返ると、ようやく道路らしさが現れ、ここがかつての国道であった事を彷彿させます。
すぐにはさみ石へ向かうのもいいですが、この先も気になったので少し進んでみました。
はさみ石神社から先も相変わらず草と木まで生えていて、40数年後でここまで道路も変貌してしまうんですね…
錆びたガードレールがありますね。ここはかつて道路だった事が分かりますが、自然の猛威によりもうまもなく埋没されるでしょう。
まるで人類滅亡〇〇年後の世界を見ているかのような気分になります。
そういえば何年か前にテレビで、人類が突然地球から消えたらどうなるのか?という番組があり、CGの映像ですが、ビル群や建造物はあっけなく崩壊し、あっという間に草木で覆われ、自然に戻るらしいです。
それほどこの自然というものは力強く、人間がいなくなった事を察したかのように恐ろしい速度で取り戻そうとする事が分かります。
今目の前にあるこの状況が何よりの証拠であり、道路という人間の都合によって作られた物がいとも簡単に覆される事実に少し怖れを感じますね…
ほんと、人間てのは無力だ…
さて、少し脱線しましたがハサミ石神社に戻りました。
ハサミ石神社は先程の展望台から歩いて1分の所にあり、このような鳥居と小さな石で造られたお社があります。
見た感じかなり新しそうにみえますが、実はこのお社と鳥居は2020年の11月に竣工され、落成式も執り行われたそうです。
調べてみると、東伊豆町の住民有志組織「はさみ石へ行こう」という組織の方々がこのはさみ石や鳥居、お社の清掃管理を行っているらしく、伊豆の観光資源として推し進め、今後もはさみ石のために活動を続けている団体です。
改めて見ると、この鳥居は恐らく、今から向かうはさみ石を拝む為の遥拝所として機能していたと思う。
かつて国道135号だった頃からこの鳥居は建てられ、はさみ石へ行けない方の為にここではさみ石へ対し祈りを捧げる場所のように感じます。
実際鳥居の先はよく見えませんが、木々の間から微かにはさみ石が見え、地元住民たちが日々ここではさみ石を拝んでいたに違いありません。
はさみ石神社から巨大磐座はさみ石までの道のり
さて、これからその御神体であるはさみ石へ向かおうと思いますが、ここから先は崖を下るのに等しく、かなり険しい道になるので、気を引き締めて参りましょう。
ちなみに鳥居すぐ隣にこのようなはさみ石へ下るルートがあります。
ロープが張られているので、まず道迷いは無いと思いますが、足元は不安定なので慎重に歩きましょう。
よくこんな所に道を作ったものだと感心しています。
道以外は急な崖になっていて、この道が無かったら下るのは無理だろう。
途中から手作りの階段が登場します。
かなり急ですが、階段はしっかりしているので安心して下る事ができます。
これは有難いですね~
中盤から後半にかけてのこのハシゴは注意しましょう。
ハシゴを下ると…
はさみ石が見えてきました!
もうすぐ現場に到着です!
そしてこの階段を下れば海岸に到着です。
時期が悪かったのか?階段は葉で覆われていて、なかなか進めませんが押しのけて進めば問題ありません。
そして遂に海岸に到着です。
目の前にははさみ石が待っていたかのように佇んでいました。
振り返ると先ほど下ってきた階段が見えます。
こうして見るととんでもない所に階段が付けられたものですね!
これが、はさみ石の全貌だ!
さてと、これからはさみ石に近づこうと思いますが、ご覧の通り、はさみ石周辺は大きな岩が無造作に転がり、思うように進めないのが現実です。
歩く時は下をよく見ながら進んで行きましょう。
周辺はこんな感じで、砂浜とは対照的に大きな岩がゴロゴロと容赦なく転がっています。よく見るとまん丸の石ばかりですが、これらは浸食でこのような形になったのでしょうか?
そして遂にはさみ石の正面に到着です!
大きな岩で敷き詰められた海岸にぽつんと巨人のように佇むその姿は見る者を圧倒するような姿ですが、私は何故かこの巨岩を目の前にしたら温かみを感じてしまった。
改めてこのはさみ石を見ると、巨大な岩が2体あり、その間に小さな石(岩)が挟まっており、なるほど!はさみ石とは名前の通り岩と岩の間に石が挟まっているからこのような名前になったのですね!
さて、なぜ温かみを感じたかと言うと、私の想像ですが、両サイドの巨岩と巨岩がまるでわが子を大切に向き合いながら抱きかかえているように見えてしまうからです。
ちょうど正面の注連縄が腕に見えてしまいます。(皆さんはどのように見えますか?)
この岩は80~20万年前の天城火山の溶岩が海に流れ込み、長年波の浸食により今の姿になったそうですが、このような石を挟む姿になったのは奇跡に近いのではないでしょうか?
また、はさみ石について調べると、どうやら伝説があるそうです。
昔この付近の海岸にはサザエやアワビなどが豊富に捕れ、漁場争いが絶えませんでした。それを見た天城山の天狗が間に石を挟んで争いを止めたという伝説が伝わっています。
やはりこのはさみ石は争いを止めるほど、優しさが溢れるご利益があり、見る人を和ませる力が込められた岩ではなかと思います。
岩石は草木と同様自然の一部のもので、草木は人間に比べ遥かに生きる存在ですがいつか寿命を迎え死というものを必ず経験しますが、岩石は物理攻撃を受けない限り永久に存在するものです。
雲見浅間神社の記事でもお話しした通り、岩は永遠の命(エターナルライフ)の象徴で、日本神話では大山津見神の娘である石長比売がその神様で、やはり永遠の命を表す神様です。
木々や花のように見る人を楽しませる存在ではなく、いつまでも変わらない不変の素晴らしさを教えてくれる神様でもあります。
改めてはさみ石を見ると、生まれてきた子供をお父さん、お母さんが共に抱きかかえ、岩という永遠のご利益から、いつまでも幸せな家族でありますようにという願いが込められ、まさに幸せのパワーストーンのように感じます。
さて、このはさみ石の間ですが、ここを通り抜ける事も可能です。
正面を見上げると注連縄が見えますね。
この注連縄も「はさみ石へ行こう」の皆さまが年に1度取り替えているそうです。
幅はちょうど良い感じですが、この隙間にも大きな石が転がり歩く時は注意しながら進みましょう。
上を見るとこんな感じに石が挟まっています。
何でしょう…本当に見事に挟まっているというか、誰かが上から落し挟み込んだようにしか見えない光景ですが、本当に伝説のようにここに天狗が石を落として挟んだのではないか?と思っていしまいますね~
下から眺めるのもいいですが、個人的にはこの石の橋を渡ってみたい!
しかし、渡るとなるとむちゃくちゃ怖そうですね!
せめて触ってみたいですが、登る事は不可能だし、触る事もやめといた方がよさそう…
真後ろから見るとこんな感じ
残念ながら目の前が海でギリギリの所から撮りましたが、全体像を撮るのは非常に難しく、このような感じにしか撮れません。
斜めから
左の岩は波でエグられた様子が一目で分かります!
しかし、ここまで削られるのも相当な時間がかかったのでしょう。
次は横から
横からだとずいぶんイメージと違う形で、これだけだと、はさみ石という感じが全くしません。
上の方をよく見ると、縄が巻かれていますね。
これは注連縄のロープの部分で、岩の上部に巻き付けている様子が分かります。
しかし、この注連縄を付けるのも大変そうです。
そして、はさみ石の正面陸側ですが、ご覧の通りなんと!滝が流れています!
そこまで豪快さはありませんが、雨が降った翌日などは轟音を立てながら流れ落ちそうな滝になっています。
巨岩に滝って、何だか山岳信仰を思い起こす光景ですが、このはさみ石は海の修験と関係があるのかは分かりません…
もしこのはさみ石という存在を知らなかったら非常に勿体ない気がするのですが…
周りを見ても、石仏や石像は一切見られず、ひょっとしたら行者たちに見つからず今に至っているのかも知れませんね。
それにしても、ここが国道のすぐ近くだとは思えません…
巨岩と滝が成すこの光景はまさに、秘境です!
その滝に近づいてみました。
近くで見るとやはり勢いがあり、上まで行くことはできませんでした。
ちなみに、滝の水を舐めてみましたが、なんと!塩辛く塩分が含まれていました!
この水って山から流れてきたんだよね?
何度も舐めてみましたが、やはり海水のように感じました。
果たしてこの水は何処から来たのでしょうか?
訪れてみたらぜひこの水を味わってみて下さい。
滝の所からはさみ石を撮るといい感じになりますが、挟まった石が写らないので微妙な感じです。
まぁこれはこれでいいショットですが、やはりはさみ石の紹介の写真は正面からの方が良さそうですね。
それと、はさみ石の奥にも何やら巨大な岩が見えますね。
あれはトモロ岬の先端に位置する神楽岩という岩です。
まるで、はさみ石を睨んでいるかのような視線を感じますが、さすがにあそこまでは行けないのでギリギリの所から撮影しました。
名前が神楽岩という事から神楽に由来されているのか?
だとしたら何かこの周辺で神事が行われていたのだろうか?
色々想像してしまうが、やはりこのような奇岩や怪石などは神が宿る磐座として考えられ、特に伊豆はジオスポットでもあるので、この類の岩が多く、神として祭られている場合も多いですね。
話が脱線して申し訳ございませんが、ジオスポットの宝庫として知られる伊豆は実は神社の数が異様に多い事をご存知ですか?
延喜式という平安時代中期に完成された格式の一つで、その中の九、十巻には神名帳という由緒のある神社が記載されていますが、その中で現在の静岡県に当たる伊豆国、駿河国、遠近国の神社の数は伊豆国が圧倒的多く、重要視されるエリアでした。
なぜこのような数になったのかは、やはり伊豆七島の度重なる噴火や地震により伊豆半島も少なからず被害を被り、朝廷からも目を付けられていたからだそうです。
また、神社の多い伊豆半島の伊豆という名前の由来は、半島が飛び出ている事から「出づ」や温泉地帯でもある事から「出づる湯」などがありますが、本来は神を祭るという意味の、斎つ(いつ)や斎つき(いつき)に由来します。この斎つは様々で、例えば広島の厳島も「斎島」いつきしまから来ており、神を祭る神聖な地という意味が込められています。
このように伊豆は神社の数が抜きん出多い事から、伊豆国は「斎つの国」となり、いつしか伊豆という表記で定着されました。
神社の数が多い事はあまり知られていませんが、伊豆という地名がこのような経緯で発生された事はまさに神の国でもあり、火山や地震という自然の驚異に悩まされていた事で、常に祈りを捧げていた場所である事も分かると思います。
伊豆はジオスポットとしても有名で、海岸沿いには数多くの奇岩、怪岩が目立ち、このような岩を磐座として信仰されていた事も予想できると思います。
今回紹介したはさみ石や神楽岩もその奇妙で、圧倒される姿に心を奪われ、そこから信仰されたに違いありません。
大きく話が反れましたが、やはり巨大でダイナミックな岩というのは、いつの時代も畏れを感じ、昔と今を繋ぐ信仰の架け橋である事が分かります。
おや?ここから奥の海岸線沿いに凄い崖が見えますね!
恐らく稲取岬だと思いますが、かなりの絶壁です。
あの上に公園に公園や神社もあるそうですが、どんな光景でしょうか?
帰りがけに振り返り最後の一枚。
神楽岩とツーショットになりましたが、やはり神々しい姿ですね。
帰りもまた廃道と廃病院を通らなければなりませんので、慎重に帰りましょう。
はさみ石までのルート、アクセス、駐車場
はさみ石までの詳しいルート
今まで見てきた通り、はさみ石までのルートは厳しく、詳細看板やルートも一切掲示されていないので、地図を用いて紹介します。
ポイントは、
①国道135号の駐車スペースから友路トンネル入口まで
②友路トンネル横の入口から廃墟、国道135号のガードを潜り展望所
③展望所から旧国道135号を歩きハサミ石神社
④ハサミ石神社の脇から階段、ハシゴを下りはさみ石へ
歩行時間は駐車スペースからはさみ石まで10分から20分くらいです。
私は廃墟や廃道を少し散策したので、20分かかりました。
はさみ石のアクセス
西湘バイパス石橋ICから国道135号を熱海、下田方面へ南下し、稲取地区の友路トンネルを越えた所に駐車スペースがあり、そこから徒歩。
駐車スペース
はさみ石までの詳しいルート地図の①のスタート地点に、こんな感じの駐車スペースがあります。
友路トンネルを越えたらすぐなので、停める際は注意しましょう。
最後に
いかがでしょうか?
今回は伊豆のジオスポットの中でもほとんど知られていないはさみ石を紹介しました。
地図上では国道135号のすぐそばに位置し、気軽に訪れると思いきや、廃病院と廃道を通らなければならない過酷なルートです。
しかし、はさみ石を目の前にするとダイナミックさと優しさの両方を感じるという不思議な感覚に見舞われ、1度見れば良さが分かると言われる通り、素晴らしい観光スポットです。
長い年月の浸食により巨岩と巨岩の間に石が挟み込まれ、現在の姿を成す光景はまさに見る人全てに感動を与える事間違いありません。
ぜひ1度、困難な道のりではありますが、奇跡の奇岩「はさみ石」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。