
東北地方の旅、2日目は宮城県の牡鹿半島から1km離れた島、金華山を訪れました。
前日も宮城県を中心に旅をし、この日は島旅がメインとなる日でしたが、あいにく天気が優れず、雨の中での登山を覚悟していました。ところが、いざ島を訪れ金華山を登っている内に天気が回復し、ちょうど山頂に着いた頃には快晴となり、素晴らしい景色を堪能する事ができました。
下山、離島後は港でクジラの刺身が入った海鮮丼を食べ、明日の目的地へ再び移動しました。雨予報という情報を聞き、雨の登山を覚悟していましたが、まさかの快晴という展開になり、非常に驚きを隠せない島旅になりました。
この日は金華山の登山と島にある黄金山神社参拝がメインとなる旅だったので、金華山の登山と今も神仏習合の名残がある黄金山神社を紹介したいと思います。
- 金華山とは
- 鮎川港~金華港
- 金華山黄金山神社までの参道
- 神仏習合の面影を残す金華山黄金山神社
- 黄金山神社~金華山山頂
- 金華山山頂の展望所からの景色
- 縄文時代の遺跡がある天柱石
- 天柱石~黄金山神社
- 帰りはホエールタウンおしかを見学しよう
- 金華山へのアクセス
- 最後に
金華山とは

金華山は宮城県牡鹿半島から1km離れた小島で、島名がそのまま「金華山」と呼ばれ、またの名を「みちのく山」とも呼ばれています。
金華山は標高445mで、海に浮かぶその姿は三角錐の美しい山容を成し、古くから地元の漁民たちのシンボルとなり、渡航の際の目印として信頼されたそうです。
金華山の歴史は古く、山頂には天柱石という巨大な岩がそそり立ち、周囲には縄文時代の遺跡が発掘され、原始的な祭祀の跡も発見されています。また、794年(天平21年)には日本で初めて東北地方から金が産出し、それにちなみ金華山と呼ばれ、鉱山の神である金山毘古神、金山毘売神の二柱を祀る黄金山神社が鎮座されました。
平安時代には神仏習合の影響を受け、真言宗の大金寺を別当として栄え、更に弁財天信仰の霊場としても崇敬され、金華山信仰は関東地方まで広がり、後に「恐山」「出羽三山」に並ぶ「東奥三大霊場」に数えられる霊島として名を馳せました。
しかし、明治以降は金華山も廃仏毀釈の洗礼を受け、大金寺は廃寺となりました。それに伴い仏教色は廃され弁財天は市杵島姫神として山頂の大海祇神社に祀られましたが、神仏習合時代から続く「大護摩焚き」という仏教の祈祷は現在、黄金山神社により大護摩祈祷として受け継がれ、数少ない神仏習合の名残が見られています。
鮎川港~金華港

みちのくの旅、2日目は金華山を登ります。
金華山へ行くには鮎川港から船で向かうので、まずはホエールタウンおしかに立ち寄り、切符を買います。
ホエールタウンはビジターセンター並びに観光物産交流施設が併設された施設で、ホエールタウンと言われるとおり、鮎川港は古くから捕鯨が盛んな漁港として栄えてきたそうです。ビジターセンターの他、クジラに関する展示や情報も豊富で、金華山の帰りに立ち寄る事をおすすめします。

金華山へ向かうには船の切符が必要で、ホエールタウン内に切符売り場があるので、乗船前に切符を確保しましょう。
金華山行きの定期船は基本一日一便なので、どちらかというと乗り合いができる海上タクシーがおすすめです。乗り合いだと割り勘できるので、乗船する際は必ず予約しましょう。
ちなみに私は、行きが海上フェリー乗り合い(見知らぬ人と割り勘)帰りは午後1時の定期船で帰るプランを実行しました。

さて、切符を入手したら乗り場へ行きましょう。
乗り場には波のオブジェ?のようなものがあり、てっぺんには狛犬のようにクジラが乗っかっていますね!


海上タクシーに乗ります。海上タクシーはこんな感じで、数人が乗れる形になっています。
さぁいよいよ出発です。

定期船に比べ規模は小さいですが、速度が速くかなり揺れるので、写真を撮る際は注意しましょう。
金華山黄金山神社までの参道

鮎川港から約20分の船旅を終え、金華山の金華港に到着しました。
黄金神社の職員の方が滞在している為、無人島ではありませんが、周囲に集落は一切無く、自然豊かな景観になっています。

金華港には立派な休憩所があります。見た目も綺麗で、恐らく最近建てられた感じがします。中は広々とした休憩所になっていました。

ちなみに港には砂浜もあり、海も綺麗なエメラルドグリーンになっていました。このくらいの浜辺なら海水浴も可能ですが、海水浴場として開かれていないのでここは眺めて楽しみましょう。

さて、ここから参道に差し掛かりますが、麓には「金華山黄金山神社」と書かれた石碑と奥には立派な鳥居が建てられています。

鳥居をくぐると緩やかな坂道になりますが、参道というよりも道路になっています。至る所に松が生えていて風情のある道になっていますね。ここは参道ですが、車も時折通るので、歩く際は注意しながら歩きましょう。

そして、暫く歩くと広場に到着します。
広々とした芝生が広がり、奥には牡鹿半島もよく見渡す事のできる広場になっています。


帰りに出会う事はできませんでしたが、行きにはなんと!鹿の群れに遭遇しました。金華山には約500頭もの鹿が生息しているそうで、島のあちこちに鹿を見る事ができます。
金華山黄金山神社では年間行事に「神鹿角切り行事」という神事が行われています。秋に発情期を迎え、気性が荒くなった雄鹿が観光客を襲わない為に始められた行事で、この「神鹿角切り行事」は奈良の春日大社と金華山の黄金山神社でしか行われていない貴重な神事です。


写真を見て気づいたのですが、確かに見渡すと角の生えている鹿が見当たりません。よく登山で遭遇する鹿は立派な角が生えている雄鹿を目撃しますが、金華山の神社周辺には角の生えた鹿がいませんね。やはりこの辺の鹿たちは神事によって角を切られた鹿さんでしょうか?

もちろんなついたりはしませんでしたが、ゆっくり近づくと、こちらの事も少し気になる様子でした。ごはん持ってないのかな?みたいな顔をして、可愛かったです。


鹿の広場から先も暫く道路の参道が続きます。
神社の境内手前には参集殿があり、モダンなデザインの建物になっています。大きさも妙に大きく、大勢の方が入れそうな造りになっています。
神仏習合の面影を残す金華山黄金山神社

そして黄金山神社に到着です。
境内は広く、案内図に従って参拝する方がよさそうです。

まずは本殿を参拝したいので、隋神門をくぐります。
階段正面にはこちらも立派な扁額が取り付けられています。

かつては仁王門として機能していたのかな?と思いましたが、建てられたのは大正14年と比較的歴史は浅いです。しかし、実際に目の当たりにすると、なかなかの立派な造りで、歴史のある随神門に見えてしまうほど荘厳です。

隋神門へ向かうと、鹿が通りかかりました。近づくと逃げてしまいましたが、何とも可愛らしい光景ですね。

隋神門をくぐり、拝殿までの途中に祈祷殿があります。
ここでは大護摩祈祷という神事が随時行われているそうです。護摩は神道ではなく仏教の祈祷で、火を焚く事で願いが叶うとされています。護摩行は大日如来の化身である不動明王を本尊にする事が多く、不動明王は背後に火焔を背負っているイメージが強いと思います。明治以前は大金寺によって護摩も行われていたそうですが、現在は神社が護摩を引き継ぎ、珍しい事に神事として護摩祈祷を行っています。一体どのような護摩行なのか個人的に興味があります。神道における護摩行なので、ある意味神仏習合?否、神仏融合、合体、和合等々の呼び名の方が相応しい気がします。残念ながら祈祷を受けなければ中に入る事はできず、外から眺めるだけになってしまいます。護摩壇の前には不動明王が安置されているのか?気になるところが多いです。

階段を登りきると拝殿に到着します。
立派な拝殿は非常に大きく、本殿と隋神門が総ケヤキなので、恐らく拝殿もケヤキで造られていると思われます。


拝殿は煌びやかではないものの、至る所にきめ細かい彫刻が施され見入ってしまいます。本殿は明治後期に建てられたそうなので、拝殿も恐らく明治期のものだと思います。手前には五色幕の幟も掲げられていますね。現在は神社として建立していますが、やはり仏教色も所々見られます。

拝殿の手前には護摩で使う護摩木が置かれています。
大きさ形、どう見ても仏教の護摩で使うものである事が分かります。やはり神社で護摩木が置いてあるは非常に珍しいです。

拝殿手前にある常夜灯も素晴らしい。この青銅製の常夜灯は金刀比羅宮(香川)、立石寺(山形)と共に「日本三大灯籠」の1つだそうです。

仏教時代の名残である鐘楼もご覧の通り境内に吊るされています。
現在の鐘楼は明治時代に鋳造されたものですが、神社になった後も鐘楼がきちんと残されているのは珍しいので、非常に見応えがあります。

境内には他にも社があり、隋神門の右側には金椿神社や山頂の弁財天を遥拝する為に建てられた弁財天奉安殿があります。
こちらの金椿(かなぐい)神社は大国主神が祀られ、”かなぐい”とは金属の杭を意味する事から鉱山の神としての意味が強いと思われます。大国主神は出雲の神として崇敬され、大穴持、大穴牟遅など様々な名前を持つ神様であり、大穴とは火口や鉄穴を意味し、火山の神や製鉄の神としての性質も持っています。よく少彦名神と共に温泉の神としても有名ですが、温泉や製鉄はまさに火山の恵みとしてもたらすものであり、大国主神が国津神の主とされている事にも納得いくと思います。


金椿神社の隣には弁財天堂(弁財天奉安殿)があります。こちらは平成元年に造営されたらしく、かなり新しい堂宇になります。
綺麗な六角形の形になり、中には弁財天像も安置されており、こちらも神社では珍しく仏教の名残を感じさせる場所になっています。

境内には五十鈴神社も鎮座されていました。
五十鈴とは神宮の五十鈴川の事で、御祭神は天照大御神と、豊受大御神の内宮と外宮の神様が祀られています。いすずの「すず」は鈴の事で実は鈴も製鉄に関わり、五十鈴川付近には砂鉄が多く含まれ、かつてはスズを採取する文化もあったそうです。

そう考えると、黄金山神社には金山毘古、金山毘売や金椿神社、五十鈴神社など鉱山や製鉄に関わる神が多い事に気づきます。
修験道は深山幽谷の山中で日本人古来の信仰である山岳信仰を基に苦行を重ね験力という特殊な霊力を身に付け人々を救済する日本独自の信仰ですが、それと同時に鉱物資源を探し求め山中を歩き回る集団としての一面もあったそうです。また、“金”という字に注目すると、金は誰もが知っている黄金の金のみを指すのではなく”金属”を示し、水銀や銅、鉄と言った様々な鉱物資源を意味します。
由緒には金が発掘されて金華山となったと書かれ、あまり疑うのはよくありませんが、ひょっとしたら金華山も山中にて鉱山資源を探し求め、験力や霊力を高める修行に励んでいたのかもしれませんね。
黄金山神社~金華山山頂

さて、黄金山神社だけでなく、山頂の奥之院と展望所まで行きましょう。
ゆっくりしたいところですが、帰りの船を逃すと大変な事になるので、ここは計画通りに進めたいと思います。
本殿の横から登拝口があり、ここから一本道で山頂まで繋がっています。

最初は鬱蒼とした木々の中を歩き、地面には大きな岩や石が転がっていますが比較的歩きやすく道もはっきりとしていました。

石をよく見てみると、どうやら花崗岩のようで、島の東部沿岸は花崗岩による断崖や奇岩が多く点在しているそうです。花崗岩は地中深い所で固まったマグマで、この島一帯が花崗岩で構成されています。探せば様々な鉱物資源が見つかるかもしれませんね。


その後も巨岩と巨木が交互する登山道を歩いて行きます。
見渡すと新緑の綺麗な葉をつけた木々が見られ、非常に清々しい登山道です。


暫くすると、水神社に到着します。
水分神を祀るお社で、麓の黄金山神社へ流れる水の源泉が涸れる事の無いようにと願って建てられたそうです。神社の隣には大日如来像と空海の石像があります。大金寺は真言宗の寺院であり、この二体の石像から真言宗である事を分からせてくれます。

水神社から少し進むと、視界の開けた分岐点に到着します。
山頂まで0.28km、ここは八合目だそうです。しかし、ここまで何合目という看板は見当たりませんでしたが、本当は記されていたのでしょうか?見落としてはないようですが…

ちなみにここまで来て、ようやく景色が見えました。
島なので、周囲はもちろん海しか見えませんが、所々島が確認できます。

さて、山頂まであとわずかという事で、ラストの登りにさしかかった途端、振り返ると奥から青空が見え始めました!予報は雨なので、レインウェアも準備しましたが、ここに来てまさか晴れるのか?!と思い、流れる雲の様子を伺いました。
奥の方を眺めると太陽の光も見られたので、これはあと数分で晴れると確信しました!

ここで立ち止まってもだめなので、山頂へ向かいましょう。
ラストは展望のよい上り坂で、分岐点前の登りより少し角度のある坂になっています。

山頂近くになると、花崗岩のむき出した場所もありますが、基本歩きやすく最後は丸太の階段を登る形になっています。

展望は山頂に着いてから楽しみたいところですが、途中振り返るとこれまた素晴らしい景色が広がっています。予想通りみるみる雲が流れ去り、一気に青空の広がる空になりました!雨予報がここまで晴れるなんて、滅多にない現象を目の当たりにしています。
天気予報はこの時点でも雨マークが付いていました!これは奇跡と言ってもよいのでは!?

そして遂に金華山山頂に到着です。
標高444mと低山ですが、展望は素晴らしいはず!

標識の後ろには明らかに人為的に石が積み重なれています。中央を見ると丸めの石が並べられていますがこれは何を意味するのでしょうか?見た感じ遺跡のように見えなくもありませんが…

山頂には黄金山神社の奥之院として大海祇神社が鎮座されています。
祭神は大海祇神、市杵島姫神が祀られていますが、市杵島姫神は神仏分離以降、麓の弁財天を市杵島姫神として奥之院に祀ったそうです。つまり、龍蔵権現が奥之院に祀られている事になります。

大海とは“おおわた”と読み、”わた”とは本来島の頂を意味し、古代において島と山は同一視され、その証拠に島や嶋には“山”の字が当てはめられています。なので、海なら島頂、陸なら山頂と呼び大海祇神、大山祇神と呼び分けられるようになりました。金華山は島ながら修験道という山岳信仰が発展したのも納得できると思います。
金華山山頂の展望所からの景色

さて、大海祇神社から先には展望所があるそうなので、進んでみましょう。
しかし看板にはこの先危険、歩行できませんと書かれ、その下には眺望のみ可能と書かれ、一体どっちなんだ…と混乱させるような書き方をしています。

看板に書かれていた事も心配でしたが、歩いてすぐに展望所らしき所が見えてきます。
展望所までは特に危険な道はありませんでした。


そして遂に金華山の展望所に到着しました。
ここからは牡鹿半島と太平洋の絶景を楽しむ事ができます。
まず目の前には牡鹿半島とその隣に網地島、奥には猫島で有名な田代島も眺める事ができます。
それにしても、嘘のように天気が回復しました。本来ならこの時間も雨で、恐らく展望も見えず落胆しながら下山していたところでしたが、ここまで晴れるとは思ってもいませんでした。

北の方角も見えますね。東北の太平洋側特有のリアス式海岸の様子もよく分かります。
海岸の様子を拡大しました。


低山なので拡大するとよく見えます。海岸沿いは岩で構成され、所々砂浜も確認できます。さすがに5月なので砂浜にいる人はいませんでした。

360度の展望ではありませんが、牡鹿半島と周囲の島々、広大な太平洋を望める島ならでは絶景が広がっています。展望所は広く景色を眺めながらゆっくり寛ぐ事も可能です。
縄文時代の遺跡がある天柱石

さて、このまま黄金山神社へ戻るところですが、地図には天柱石という箇所がある事に気づきました。天柱石は巨大な岩を成し、縄文時代から磐座として崇められてきたと推測できる石です。


船の時間が少し心配でしたが、まだまだ余裕があったので行ってみました。
天柱石までは急な下りが続き、帰りが登りとなると少しうんざりします…

しかし、登山道の周辺にはツツジが至る所に咲いていて、見どころもあります。

そして5分程度で天柱石に到着します。
途中、至る所に巨岩がありましたが、天柱石は異様に大きく、高さは15mくらいあるそうです。縄文時代の磐座信仰の可能性があり、周囲には遺物が発見されているそうです。また、「水晶石」とも呼ばれ、神仏習合時代には弁財天が垂迹を果たした姿として崇敬され、石の上に賽を投げ頂きに乗れば願いが叶うと信じられていました。

現在は15mくらいですが、落雷により崩れ今の形になったと書かれていました。だとしたら、かつては今以上の高さを誇る巨岩だった事ですね。
周囲を見渡してもこれほどの巨岩は存在せず、まるでここが唯一の祭場のようになっています。山梨の金峰山山頂にある五丈岩と少し似ているかもしれませんね。

ただ、後ろ姿がウルトラマンに出てくるジャミラみたいに見えるのは気のせいだろうか…
天柱石~黄金山神社

さて、天柱石から今度はスタート地点の黄金山神社方面へ向かいましょう。
暫くは下りが続きます。

道幅が広く、こちらも展望の開けた登山道になっています。


行きも感じましたが、やはり金華山に生えている木はどれも大きく、生命力の溢れる姿になっています。思わず立ち止まって撮ってしまうほど魅力的な木々が多数あります。

分岐点に到着。
左に行くと海岸沿いに出ると思います。
時間を気にしなかったら海岸沿いに出て奇岩の発掘や海の景色を楽しみたいところですね。

ここまで来ると緩やかな坂になり、登りも下りも歩きやすい道になります。
相変わらず巨大な木々に囲まれ、特に今の時期は美しい新緑で覆われています。
新緑の木々に囲まれると、こちらも元気が漲ります!

暫く進むと、造林小屋に到着します。
避難小屋のように見えますが、どうやら用途が違うみたいです。

しかし、ここから分かりにくい道になり、どちらに進んでよいか分からなくなってしまいましたが、何とか道を発見し難を逃れました。
この辺はもう少し分かりやすい看板を設置してほしいところです。

造林小屋から先は雑木林の道になり、道も細くしっかりと見極めながら進みましょう。


一時的な雑木林のコースを抜けると再び大きな木が立ち並ぶ登山道になります。
歩きながら何度も巨木を撮ってしまいます。

そして展望の開けた道に差し掛かります。
目の前には牡鹿半島が見えるので、そろそろ黄金山神社に到着しそうな予感がします。

展望が見えた後は平坦な道になり、暫く歩くと子安地蔵に到着します。
よく見るとこちらも金と書かれた絹が付けられていますね。

子安地蔵を越えると黄金山神社の境内に到着します。
後半は急ぎ足で下山しましたが、鮎川港行きの船まで少し時間があったので、もう暫く黄金山神社を見学することができました。
行きそびれた箇所があれば、船の時間までにもう一度訪れたいところですね。
帰りはホエールタウンおしかを見学しよう

ホエールタウンおしかは食事処やお土産ショップ、観光案内など見どころが豊富で、特に食事処では海鮮系の食事がおすすめです。また、冒頭でも書きましたが、鮎川港は捕鯨が盛んな港で一時捕鯨の歴史が閉じたものの、令和元年に再びクジラ漁が始まったそうです。そのため、鮎川港ではクジラの刺身を食べる事ができ、訪れた際にはクジラの刺身を食べましょう。


ちなみに私が入ったのは黄金寿司という寿司屋さんで、このお店の海鮮丼をいただきました。もちろんクジラの刺身入りの海鮮丼で、クジラは非常に弾力があり、初めての食感でしたが美味しかったです。クジラ以外の刺身も獲れたて新鮮な刺身が使用され大満足の海鮮丼でした!

隣にはビジターセンターもあり、こちらは牡鹿半島周辺の地理や歴史、文化について知る事ができます。
中は広く展示も工夫されているので、大人から子供まで楽しく学べるビジターセンターになっています。また、カフェも営業されているので、ゆっくり休める場所になっています。
金華山へのアクセス
石巻河南インターから県道16号、398号、2号を通り、約1時間でホエールタウンおしかに到着。ホエールタウンおしか内に金華山行きの切符売り場があります。
最後に
金華山は縄文時代からの歴史があり、現在も神仏習合の名残を感じられる霊島です。
特に金華山黄金神社は神社では珍しい護摩祈祷が行われ、金華山が仏教によって歴史を積み重ねてきた事が理解できると思います。
金華山行きの船は限りがあり、気軽に行ける島ではありませんが、恐山と出羽三山に並ぶ霊場なのでぜひ訪れてみてください。また、山頂には牡鹿半島を一望できる展望所があり、こちらも素晴らしい景色なので、併せて眺めてみてはいかがでしょうか。