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赤城山登山|最高峰、黒檜山まで最短ルート!駒ヶ岳経由で日帰り登山

紅葉の見頃に赤城山を登りました。

赤城山は上毛三山の1つとしてまた、日本百名山にも選ばれている群馬県を代表する山です。山頂にはいくつものカルデラ湖があり、麓から眺めると巨大な裾野を成すその姿から火山である事も理解できます。

赤城山は群馬県の観光スポットとしても人気で、山頂エリアまでは車で行き来でき、気軽に訪れる事ができます。

今回は赤城山の最高峰である黒檜山を最短ルートで登り、帰りは駒ヶ岳経由で下山しました。最初はガスだらけの中でしたが、徐々にガスが抜け快晴の下で絶景を楽しむ事ができたので、山頂からの絶景やコースを紹介したいと思います。

大沼湖畔~黒檜山登山口

赤城山おのこ駐車場から登山口まで歩いて行きます。

途中までは歩道がありませんので、歩く際は車に注意しましょう。

ちょうど紅葉の季節なので、ご覧の通り道路沿いは綺麗な紅葉でした。

歩道からの眺めもなかなか綺麗ですね。

暫くすると歩道になります。

歩道は大沼沿いになっているので、大沼を眺めながら歩いてい行きます。

大沼にはカモが泳いでいました。

手を振るとこちらをじーっと見てきて可愛いです。

歩道からは赤城神社が見えます。

赤城神社と言えば赤城神社を結ぶ啄木鳥橋が有名ですね。遠くから眺めると真っ赤な橋がよく見えます。まるで島と陸を結んでいるように見えますが、実は岬のような飛び出た所に架けられています。

黒檜山登山口~黒檜山山頂

赤城神社を越えると登山口に到着します。

登山口は道路沿いにあり、この辺りも車が行き来するところなので渡る際は注意しましょう。

それにしてもいきなり急登の予感がします…

案の定、いきなり急登で、尚且つ岩を登って行く形になります。

さすが最短ルートだけあって急登は避けられない道になっていますね。

暫く進むと、一瞬展望の開けた箇所に到着します。

覗いてみると目の前には赤城神社がよく見えます。

大沼の一部から突き出した箇所に赤いお社も確認できますね。そして赤城神社のシンボルでもある啄木鳥橋もよく見えます。

しかしこの時点ではまだ周囲はガスに覆われています。予報ではこのあと晴れるそうですが、本当に晴れるのか非常に心配でした。

その後も相変わらず岩の多い登山道が続き、足元も常に確認して進まなければならず、危険箇所は特に無いものの注意が必要です。

暫く登ると岩だらけの登山道も少なくなり、ようやくまともな道になりそうです。

角度も少し緩やかになってきたように感じます。

上の方は霜が降りていました。

雪はまだ降らないと思いますが、この時期になると朝晩は冷えそうです。

もう岩は無いと思いきや、まだまだ岩の道が続きます。

鎖場やロープ場が無いのが有難いですが、ガスが濃い…

そして分岐点に到着。

ここからは黒檜方面と駒ヶ岳方面に分かれます。

ここからはようやく尾根歩きという事で、比較的平坦な道になります。

そして遂に赤城山山頂の黒檜山に到着です。

どうやらここが赤城山の最高峰らしく、標高は1828mだそうです。

そして残念ながら山頂からは景色が見えず…

しかし奥に行けば素晴らしい景色が見れるそうなので、早速進みましょう。

絶景ポイントまでたった2分。

このクマザサ道を越えると一気に展望が開けるはずです。

不思議な事に徐々にガスが取れてきて、青空が見え始めました。ひょっとしたらこれは!と思い期待を込めて進みました。

赤城山最高峰、黒檜山絶景ポイントからの大絶景

そして遂に赤城山最高峰、黒檜山の絶景ポイントに到着しました。

着いた時はまだガスっていましたが、次第にガスが抜け素晴らしい青空と共に遠くの山々も見えるようになりました。

360度の絶景まではいかないものの、西は八ヶ岳から北は谷川岳、北東に日光の山々まで見渡す事ができます。

まさかと思ったのですが、八ヶ岳連峰が横一列に綺麗に並んでいるのが確認できます。

そして八ヶ岳の隣に目立つ山は浅間山かな?

雲海から突き抜けた秀麗な形からたぶんそうだと思いますが…

正面も奥には名山がずらりと並んでいます。

しかし山名が分からずただ見つめるだけでした。

北部を眺めると、雪が積もっている山もいくつか確認できますね。

方向的には苗場山、谷川岳が見えるのですが、どれがどの山となかなか特定できず、一緒に景色を眺めていた人と話し合いながらあれはあの山だ!と大いに盛り上がりました。

その隣奥に雪がしっかりと積もった山が確認できますが、かなり遠い場所にあるように感じます。ひょっとしたら飯豊連峰?と思いましたが、いかがなものか…

もう少し視線を東にやると右に猫耳のの燧ケ岳がはっきりと見えます。

真ん中は恐らく至仏山、その左はたぶん武尊山だと思うのですが。

至仏山も雪が積もっています。

10月の末なので、気温次第では解けたり積もったりを繰り返すと思います。

猫耳の燧ケ岳の更に東側には日光の山々も見えます。

恐らく日光白根、皇海山、男体山あたりがよく見えていると思います。

しかし、特定は難しいです。

自信はありませんが、日光白根かな?

山頂部が綺麗な形をしているので、日光白根?と思うのですが…

意外に山を当てるのは難しく、周りの人とは話しながら山を見続けました。

しかしこの日は平日にもかかわらず、人もそれなりに多かったです。

まぁ紅葉が見頃なので、それに合わせて登る人もいますからね。

黒檜山~駒ヶ岳~登山口

さて、赤城山最高峰からの絶景を楽しんだ後は駒ヶ岳方面へ向かいましょう。

再び尾根道を引き返し、分岐点へ向かい駒ヶ岳方面へ。

暫く進むと鳥居が見えてきます。

鳥居の奥にはお社が祀られています。黒檜山大神という社で、恐らく行者によって祀られたものがそのまま残されていると思われます。

周辺は岩が多く参拝する時は注意が必要です。

神社から先は再び分岐点になり、暫く下りになります。

この下りも意外に急なので、油断しないように下りましょう。

下り続けると一瞬展望の開けた場所に出ます。

天気も登り始とは大違いで、嘘のように晴れ渡っています。

下り続けると平坦な道に差し掛かり、振り返ると先ほど登った黒檜山の山容が見えてきます。それにしてもなかなかな見ごたえのある姿ですね。

そして最後に再び急登。ここを登り切れば駒ヶ岳山頂に到着します。

最後の方がきつい階段なので、物凄く厄介でした。

そして駒ヶ岳山頂に到着します。

着いた瞬間目の前に大沼が見えます。先ほどは見えなかった大沼も駒ヶ岳山頂からはご覧の通り、はっきり眺められます。

また、赤城神社もよく見え望遠レンズで覗けば人も見えそうですね。

すぐ隣には黒檜山の姿も確認できます。

遠くの山は黒檜山程は見えませんが、大沼と周辺の外輪山が一望できる素晴らしい展望になっています。

ちなみに反対側は平野部も見渡せます。

黒檜山からは見えなかった景色も堪能する事ができます。

駒ヶ岳山頂は黒檜山山頂より狭いですが、程よいスペースなのでゆっくり景色を見ながら休みましょう。

駒ヶ岳から先はひたすら下りが続きます。

途中からススキがちらほら見られ、登山道沿いにもたくさんのススキで覆われた道にも遭遇します。

展望のよい箇所もあり、ススキと共に下るとなんだか気持ちがいいですね。

すっかり秋という感じがします。

ススキロードを越えると再び急下りになります。ここから道路沿いまで一直線に下り、所々細い道になっているので、注意しながら下りましょう。

こちらの下りも所々岩の多い箇所に遭遇しますが、危険な箇所は無いので安心して下る事ができます。

下るにつれ、紅葉の色付きもいい感じになってきます。

そういえば山頂付近は色付いていませんでしたが、この辺りはいつ頃落葉になるのだろう?毎年10月中旬の発表ですが、2025年は比較的遅めだったという事でしょうか?

カラフルな紅葉を満喫しながら下山し、ようやく登山口に到着しました。

行きと違う登山口なので帰りは駐車場に近く、登山口から数分で到着します。

帰りは楽ちんです。

朝とは打って変わってよい天気になりました。

大沼もガスに覆われず見事な景観を見せてくれました。

駐車場周辺はお土産屋と食事処が多く、下山後に立ち寄るのもおすすめです。

「小さな尾瀬」と呼ばれる覚満淵も散策しよう

登山で自然を満喫しましたが、近くにある覚満淵もなかなかいい所だったので紹介します。

大沼から少し離れた所にこぢんまりとした沼があります。

覚満淵という名の沼で、この沼は湿原でありながら実はカルデラ湖の一部になっています。湿原には木道が敷かれ、周辺には湿原植物と昆虫が多く、まるで尾瀬のような光景から「小さな尾瀬」とも呼ばれています。

覚満という名も気になりますが、覚満とは人の名前で、赤城山で修行をした僧の事です。覚満は赤城山の峰を地蔵岳とし、地蔵信仰と結びつけたそうです。赤城山を開いたのが覚満という事は分っていないそうですが、湿原の名前にまでなっているという事はそれなりの功績を残した方だと思いますね。

入口からすぐに木道歩きになります。

湿原に向かう途中の木道沿いの木々は見事に色付き、時折吹く冷たい風も心地よく感じます。

暫く進むと湿原地帯に差し掛かります。

湖の目の前には赤城山の外輪山の峰々が見られ、ちょうど紅葉も見頃なので美しい景色を堪能できます。覚満淵は他のカルデラ湖より小さいですが、開放感のある木道歩きを楽しめます。

ふと立ち止まって正面を見ると湖がまるで鏡のようになり、美しい光景が広がっています。今は秋なのでカラフルな景観ですが、夏には青々とした景色が広がる事でしょう。

奥の方も見ごたえのある湿原が広がっています。

尾瀬に行ったことはありませんが、ここは小さな尾瀬と呼ばれているので、本場の尾瀬はさぞかし素晴らしい景観なんだろうなと、想像できます。

食事と温泉は青木旅館がおすすめ

さて、食事と温泉ですが、先ほどの駐車場から少し離れた所に青木旅館という旅館があります。

明治8年から旅館業が始まり100年以上続いてきた老舗旅館です。

旅館の他、お土産屋と食堂が併設され、気軽に立ち寄る事のできる旅館になっています。

最初に食事を取りたいので食堂の方へ入りました。

中はアットホームな雰囲気が漂い、オーナーさんもいい感じの人だったので、すごく居心地のいい食堂でした。

食事は赤城山名物のワカサギをいただきました。

赤城山は関東屈指のワカサギ釣りで有名で、関東地方では唯一の氷上ワカサギ釣りができる湖として人気を博しています。

注文したのはワカサギ定食で、ワカサギはフライでいただく形になります。

実はワカサギを食べたのが初めてで、少し不安でしたが、食べてみると程よい苦みと噛んでいる内に甘みが広がり、新鮮だったためか凄く美味しかったです。ソースをかけて食べる事もできましたが、今回は新鮮な味を楽しもうとそのままでいただきました。

ちなみに青木旅館は旅館業だけでなく、ワカサギ釣りのサポートも行っています。釣りに必要なボートや釣り竿セット、氷の穴開けドリルなどの貸し出しもされ、一年中釣りを楽しむ事も可能です。

食堂の奥には古い道具類が展示されています。

恐らく旅行業以外で使用された道具類だと思います。数も多く見応え十分なので、食堂を利用された際はぜひ見学してみましょう。

旅館の前は大沼と秀麗な黒檜山が聳えています。

人も少なく静かな場所なので、美しい赤城山を眺めながらゆっくり食事を楽しみましょう。ちなみに旅館内には温泉もあり、日帰り入浴可能になっています。登山後の温泉をお探しの方はぜひ青木旅館に立ち寄ってみてください。

www.aokiryokan.co.jp

赤城山のアクセス

 

関越道赤城ICから車で約1時間

大沼周辺には無料駐車場が多数あります。おのこ駐車場には公衆トイレがあります。

最後に

今回は赤城山最高峰、黒檜山の最短ルートを紹介しました。

スタートから急登が始まる厳しい道のりですが、日帰りを考えている方には最適なコースだと思います。

下山後は大沼周辺の観光スポットを巡る事をおすすめします。少し離れていますが、青木旅館は食事と温泉も営業されているので、登山をされた方はぜひ立ち寄ってみて下さい。

また、赤城山は紅葉も綺麗で10月中旬から下旬にかけて素晴らしい景観になるので、紅葉の時期に足を運んでみてはいかがでしょうか。