素晴らしき日本の景色たち

主に日本全国の山や景勝地、観光スポットを紹介します

石鎚山登山|西之川登山口から成就社を経て山頂弥山までのルート紹介

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石鎚山は日本百名山に選ばれている山であり、平成二十七年には開山千三百三十年を迎え、信仰の山として歴史を重ねてきた山でもあります。

石鎚山という名の通り山全体が石で成り立ち、遠くから眺めれば岩肌の荒々しさがよく分かると思います。

荒々しい岩肌より登山道には長い鎖場が存在し、全国でも珍しい鉄製の鎖が岩にかけられ、毎年多くの登山者に登られているそうです。

今回は西之川から成就社、そして成就社から頂上までの道のりを紹介したいと思います。

石鎚山西之川登山口の場所、アクセス

 

車の場合

いよ西条インターを降り国道11号を石鎚山方面に向かい、加茂川の加茂川橋を渡り終えすぐ左に曲がります。(ファミリーマートが目印)

そこから国道12号を約20分走るとロープウェイ乗り場が見え、更に奥に1分くらいで西之川登山口及び駐車場に到着します。

いよ西条インターから約40~50分くらいかかります。

バスの場合

JR伊予西条駅よりロープウェイ前、西之川の順に1日4便運行しています。

詳しくは瀬戸内運輸株式会社ホームページをご覧ください。

西之川登山口の駐車場

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7~8台くらい停められると思います。

駐車代は500円ですが、ここの駐車場の管理人は駐車場の斜め左の集落にいるそうで、駐車代を請求する時としない時があるそうです。

ちなみに私は今回で2回目の駐車でしたが、1回目は帰り際に奥からおばちゃんが出てきて駐車代を要求されました。

しかし今回は請求も無く、特に張り紙もされていなかったのでそのまま帰りました。

その時によって駐車料が発生するそうです。

西之川登山口のトイレ情報

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 西之川登山口にはバス停の奥に一応トイレはありますが…

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中は水洗式ではなく、汲み取り式便所(ボットン便所)で臭いもキツメでしたので、登山前のトイレはロープウェイ乗場の前にあるトイレを使う方が良いと思います。

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西之川登山口からロープウェイ方面へ戻り、ロープウェイの入り口を入ります。

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1~2分歩くとロープウェイ乗場に到着し、目の前に24時間のトイレがあります。

中は洋式の水洗トイレなので安心です。

ロープウェイと西之川登山口は距離が短いので、トイレはここがおすすめです。

ちなみに、西之川登山口から成就社までトイレはありませんので、必ずトイレは済ませましょう。

石鎚山ロープウェイ情報

大人往復:1950円

子供往復:980円

毎時00・20・40分、上り下り同時刻発車

詳しい時間等は石鎚登山ロープウェイ株式会社を参考に

西之川登山口~成就社

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 駐車場の目の前が登山口です。

登山口っぽい感じはしませんが、この階段からスタートです。

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最初は薄暗い廃れた集落を通ります。

それにしても荒れています。昔は住んでいたのでしょうか?

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地図上ではこの分岐点に柿の木があると書いていますが、どこにも見当たりません。

この分岐点を過ぎると本格的な登山道に差し掛かります。

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そこまで急ではないですが、同じような道をジグザグに歩いていきます。

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途中にはこのような大きな岩も出現します。

修験道の面影が感じられます。

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ジグザグの単調の道を越え、急登を登り終えると茂みのコースが出現します。

腰くらいまで草が覆い若干歩きにくいですが、もう少しで成就社に到着します。

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草道を抜けると、ロープウェイから上がって来られる道と合流します。

ここまで来ればあと少しです!

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そしてついに、成就社に到着です。

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周りには宿泊施設がいくつかあります。

ここで一晩過ごし、翌朝山頂まで登るのもいいですね。

成就社~鎖場

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成就社の神門をくぐり、しばらくするとここに到着します。

ここから山頂に向け、険しい登山道が続きます。

信仰の山なので、気を引き締めて登りましょう。

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最初は登りより下りがメインで、平らな道が続きます。

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途中から木製の階段がひたすら続きますので、休憩を繰り返しながら登った方がいいです。

鎖場は体力と腕力を有するので、鎖場前に体力は温存しましょう。

石鎚山の鎖場

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鎖場に到着です。

石鎚山と言えばやはりこの鉄製の鎖でしょうか。

石鎚信仰においてこの鎖場は修行とされ、鎖を登る事により邪心を捨て穢れを祓い落とす意味が込められています。

石鎚信仰について知りたい方はこちらをどうぞ↓

www.narisuba.com

石鎚山の鎖場はほぼ垂直で長いですが、ホールドもしっかりあり、基本をおさえれば特に難しくないです。

試しの鎖

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石鎚山には一~三の鎖がありますが、その前に試しの鎖という鎖場があります。

長さは48mで、試しと言われますがなかなかの高度感があり、意外と苦労します。

実はこの試しの鎖は登ってみて、一番3点確保が難しい鎖場だと感じます。

試しという割にはハードだと思いますね…

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てっぺんから見下ろしてみる。

なかなかの高度感ですね。

一ノ鎖

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試しの鎖を終えても木製の嫌らしい階段は続き、暫くすると夜明け峠に差し掛かります。

ここから眺める石鎚山は圧巻で、いよいよ核心部に近づいてきた感があります。

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さて、ここから一ノ鎖ですが、長さは33mと鎖場の中では一番短く、最も登りやすい鎖だと感じます。

なので、ここはサクッと行きましょう!

二ノ鎖

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一ノ鎖を越え、すぐに二の鎖がやってきます。

目印となるのはこの鳥居で、ここは土小屋コースとの分岐点となる所です。

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トイレはありますが、ここから先は頂上までトイレが無いので、注意して下さい。

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いかにも信仰の山の修行という感じが溢れる鎖場です。

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三ノ鎖とほとんど変わらない長さの鎖ですが、こちらの方が角度も緩く、そこまで苦労する鎖ではないですが、半分くらいから高度感が溢れ難易度も上がります。

三ノ鎖

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二ノ鎖を終え、見上げれば山頂に近づいてきた事を感じます。

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いよいよ最後は、長さ68mの三ノ鎖場に差し掛かります。

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軽い鎖を登ると、そこには垂直な岩壁に長い鎖が掛かっています。

腕力を有するので一気に登らない方が無難です。

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途中、休憩出来るポイントがあるので焦らずに登りましょう。

鎖に自信の無い方は迂回路を

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石鎚山は何と言っても鎖場が魅力的な山です。

鉄製の鎖は全国でも珍しく登りがいのある山ですが、鎖に自信の無い方も鎖を登らずに山頂へ行けますのでご安心を。

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試しの鎖場は左に迂回ルートがあり、下って登る感じです。

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一~三ノ鎖にはこのような迂回路です。

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下が透けていて反対側は手すりも無く、少々不安ですが鎖場に比べれば安心して登り降り出来ます。

意外にこの迂回路を使っている人が多く、何度もすれ違いました。

弥山

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全ての鎖を登り終えると奥宮の頂上社に到着します。

石鎚毘古命の御神徳を表す三体の御神像が祀られています。

残念ながら撮影は禁止なので、是非目に焼き付けてみて下さい。

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御朱印やお札などの授与品も頒布されています。

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奥宮からは石鎚山を代表とする天狗岳が目の前に現れます。

大自然のエネルギーを放出しているかのような姿にただ見とれてしまうだけです。

弥山~天狗岳

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さて、これより西日本最高峰の地へ向かいましょう!

10分くらいで行けるので、是非行ってみましょう。

尚、ここから先は岩場が続くので、不安な方は荷物をデポ(ザックをその場に置いておく)した方が良いかもしれません。

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短い鎖を下ると天狗岳へ続く岩場が登場します。

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以前は岩場を通らなくても右の方にある茂みを通れたのですが、最近でしょうか、立ち入り禁止になっていました。

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聞くことによると、多くの方がこの茂みを通り、崩れる恐れがあるからとの事でした。

今後もこちらのルートは通れないようです。

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とは言うもののこちらも断崖絶壁を歩くので、印をたよりに歩きましょう。

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落ちたらまず助からないので、慎重に歩きましょう。

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振り返るとなかなかのスリリングです。

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そしてついに、西日本最高峰天狗岳に到着です!

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ここから眺めると奥宮は天空神社みたいです。

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天狗岳の先も道が続いています。

石鎚土屋ルートに繋がりますが、熟達者向きなのであまり近づかない方がよいでしょう。

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また、この先には墓場尾根という不気味な名の尾根ですが、見るだけでも感動しますので、時間に余裕のある方は行ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

西之川登山口はロープウェイ山麓とほぼ同じ所に位置し、ロープウェイを使用せず成就社へ向かう場合はこの登山口から登るのがベストです。

ロープウェイは時間が限られているので、早めに山頂に到着したい方は早朝より西之川登山口から登られた方が良いと思います。

西之川登山口から成就社までの道のりは長く、途中急登の箇所もありますが、古代から変わらない趣のある石鎚古道を歩き、清々しい気分を味わってみてはいかがでしょうか?