素晴らしき日本の景色たち

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霊仙山登山|榑ヶ畑登山口から登る、天空の散歩道と大絶景を紹介!

岐阜のマチュピチュを訪れた翌日、天気もすっかり回復し、登山日和となった秋晴れの下、以前から登りたいと思っていた霊仙山を登りました。

霊仙山は伊吹山のちょうど正面に位置する山で、百名山には選ばれていないものの、山頂付近にはカルスト地形を成す光景や時期が良ければ花が咲き誇り、美しい景観を楽しめる山になっています。

また、標高は1000mを少し超えるくらいの山ですが、山頂部は恐ろしいほど広大で、とても1000mの山とは思えない光景が広がり、まるでどこかのアルプスを登っているような感覚です。

今回は定番の榑ヶ畑コースから山頂を目指し、山頂付近を周回して再び戻るコースを選択しました。展望の開ける山頂部からは楽園のような光景が続き、予想以上の素晴らしい山だったので、早速紹介したいと思います。

霊仙山のアクセス、駐車場(榑ヶ畑コース)

アクセス

 

駐車場の養鱒センターきたがわまでは、北陸道米原ICから約10分。

最寄りの駅は醒ヶ井駅。

駐車場

登山口の麓に養鱒センターの駐車場があり、車でお越しの方はここに駐車しましょう。

登山者の駐車料金は看板の通り600円です。

養鱒センターきたがわの詳細はこちら↓

youson.jp

霊仙山とは

霊仙山は鈴鹿山脈の北端に位置し、石灰岩から成る標高1094mの山です。

明治以前には先祖の霊が籠る山として信仰されていた事から霊山、霊山岳とも呼ばれ、奈良時代には山頂に霊仙寺が建てられていましたが、現在は痕跡すら残されていないそうです。

伊吹山と対峙し互いに睨みあっているような位置に聳え、山容も御嶽山のような台形を成し、特に山頂付近の景観は雄大で、とても1000m級の山とは思えない壮大な光景が広がっています。

また、山頂付近にはカルスト地形が見られ、なだらかな山頂部に散りばめられた石灰石は「近江カルスト」とも呼ばれ、更に春から秋にかけては多数の花が咲き誇り、花の百名山に登録されるほど魅力のある山になっています。

今回のコース(榑ヶ畑コース)

汗拭峠を中心に周回するコースで、汗拭峠~最高地点と落合集落~汗拭峠が基本登り、最高地点から今畑廃村までが平坦と下りがメインです。

養鱒センターきたがわ~登山口

さて、今回の登山はここからスタートとなります。

地図には登山口に駐車場があると書かれていましたが、現在は登山口の駐車場は使用禁止との事でした。

なので、榑ヶ畑コースのスタート地点はここからという事になります。

養鱒センターきたがわから登山口まで、ひたすらこのような道路を登っていきます。

地味ですがここを歩かなければなりません。

道路の横には宗谷川が流れています。

暫く進むと鬱蒼とした林になり、霊山らしい神秘的な空気が流れているのを感じます。

先ほどの養鱒センター付近は醒井渓谷というスポットがあり、素晴らしい渓谷美が見られるそうです。

また、鱒の養殖場があるので、この付近は非常に綺麗な水が流れている事が理解できると思います。

養鱒センターから30分くらいでしょうか?

進入禁止の箇所にやってきました。

本当ならここから先も車が通れたそうですが、現在は侵入禁止の看板が立てられ、厳重に封鎖されています。

最初何も分からずここまで車を走らせてしまい、結局先ほどの駐車場からスタートする羽目になりましたとさ…

先にこの情報を知っていれば最初から養鱒センターからスタートしていたんですけどね~

まぁこればかしはしょうがないです。

車の進入禁止看板から先も変わらずコンクリートの道が続きます。

展望も無く、退屈ですが進みましょう。

登山口まで1時間以上コンクリート道を歩く事になりますが、この辺りになると土の道を歩きたくなります…

そして歩いて1時間くらいで登山口に到着。

地図によると養鱒センターからここまで1時間20分くらいで到着ですが、少し早めに到着しました。

登山口にはかつての駐車スペースでしょうか?地面には薄らペイントが塗られていますが、今後使用される事はないのでしょうね。

登山口~七合目

登山道入口には登山ポストと東屋があります。

その横には霊仙山の全体図の地図が掲げられています。

登山口からすぐの所にアーチ状の倒木がありました。

最初よく田舎で見られる、ようこそお越しくださいました!的な看板のように見えましたが、全然違いますねw

アーチを潜った先に分岐点があります。

ここは真っすぐ進みましょう。

ここから本格的な登山道になります。

気を引き締めて参りましょう!

入ってすぐに石垣が目立ちますが、これがかつての榑ヶ畑の村でしょうか?

地図には廃村と書かれていたので、恐らくこれれが村の跡だと思われます。

しかし、最初見た時は何かの宗教施設の跡のように見え、寺院か神社でも建っていたのではないか?と思いました。

一応登山道には案内の看板が立てられていますが、所々分かりにくい箇所もあるので、周囲をよく見ながら進んでいきましょう。

鬱蒼とした木々と石垣群を進むと、何やら怪しい建物が現れます。

これは…山小屋でしょうか?

独特な色とデザインの建物はどうやら山小屋らしく、見る限り営業はしていないようですね。

かなやという名前の山小屋ですが、駅近くにこの山小屋の名前と同じ定食屋があるみたいですね。

さて、ここから汗拭峠まで登りが始まります。

石垣の集落を終え、ここから本格的な登山道になります。

汗拭峠までは暗い上り坂を登ります。

ところで、汗拭峠という名前の由来は何でしょうか?

そんな事を考えている内に汗拭峠に到着しました。

ここは分岐点となっていて各方向に道が続いています。私は山頂に向かいたいので、山頂方面へ進みます

汗拭峠から先は明るい登山道となり、比較的歩きやすい道になっています。

時折岩混じりの道になりますが、基本岩場や鎖場のような緊張する箇所は一つも無いので、サクッと進む事ができます。

登るにつれ、登山道も広くなってきました。

まだまだ展望は望めませんが、歩きやすい登山道が続きます。

そして、五合目の見晴台に到着。

ここまで来ると、ようやく展望が開けてきます。

展望は一部ですが、琵琶湖も見えますね!

伊吹山は残念ながら見えませんが、もう少し登った所から見えると思います。

今まで展望の無い登山道を歩き続けたので、暫く展望を楽しみました。

さて、山頂まではもう少し時間がかかりそうですが、先に進みましょう。

まだまだ登りは続きます。

そして六合目に到着。

ここから七合目までは急登が続き、所々足場の悪い箇所もあるので慎重に進みましょう。

前日が雨だったのか、地面がドロドロで、登る度に滑りやすくなっていました。

雨上がりでなければそこまで困難ではないと思いますが、今までの登山道の中で一番急な坂になっています。

徐々に斜面が岩だらけになってきます。

しかも白い岩ばかりなので、恐らく石灰石でしょうか?

それにしても空が広く感じてきたので、そろそろ大展望の予感がします!

急登を終えると広い空間に到着します。

大展望ではありませんが、ようやくここまでたどり着けた感はあります。

そして遂に七合目に到着です。

それと同時に一気に展望が開けました!

先ほどの五合目とあまり変わりませんが、こちらの方がはっきりと景色を眺める事ができます。

琵琶湖は広いですね~

さすが日本一の湖です!

七合目~霊仙山最高点

さて、ここから山頂へ向けて進んでいきますが、ここから登山道が一気に変わります。

恐らくここから山頂部に突入ですが、ご覧の通り広大な登山道が続いています。

1000m行くか行かないかくらいの標高ですが、この時点で既に森林限界を突破しています!

足下には大量の石灰石が並んでいますね!

これがいわゆるカルストと呼ばれる景観で、まさに自然が生み出した芸術品です。

登山道はあるのですが、あまりにも石灰石が多く、途中見失う事が多々あります。

景色に気を取られると外れてしまうので、しっかりと見定めながら進みましょう。

暫く進むと鳥居が見えてきます。

これが霊仙神社でしょうか?

しかし、鳥居の正面には社が無く、池があるだけでした。

霊仙神社の歴史についての看板等も無く、ただ広大な大地にポツンと鳥居が立っている光景です。

先ほど山頂には霊仙寺というお寺が建っていたと言いましたが、その霊仙寺はこの辺りに建てられていたのでしょうか?

後で調べたのですが、霊仙寺で研いだ米の水が溜まってお虎ヶ池になったと語られているそうで、そのお虎ヶ池がこの鳥居の後ろにあるこの池だそうです。

つまり、この言い伝えによれば霊仙寺はまさにこの場所にあったという事ですね!

現在は鳥居だけですが、霊仙神社と名乗られている事から神仏分離の影響を受けたのではないかと思われますね。

さて、霊仙神社を越えると、より一層広大な登山道に差し掛かります。

山頂までもう少し時間がかかると思いますが、ゆっくり歩きましょう。

暫く歩いて振り返ると、今まで歩いてきた道がよく分かります。

石灰石が散りばめられている様子も確認できます。

緩い坂道の途中からようやく伊吹山が見えてきました。

美しい台形の形は御嶽山のような山容です!

いや、キリマンジャロにも見えなくないですが…

登りやすい坂道を登り終えると九合目に到着です。ここは経塚山という名の山の山頂らしく、ここからの景色も良いです。

伊吹山と稜線の奥には避難小屋が見えますね。

あちら側の稜線歩きも気持ちよさそうです。

さて、これから山頂方面へ向かいますが、とても1000mちょいの山とは思えない偉大な姿が目の前に現れます。恐らくあちらが山頂部でしょう。

少しキツそうな感じがしますが、あちらからの展望はよさそうです!

さて、ラストの登りまでやってきました。

これを登り切れば山頂が見えてきますので、頑張りましょう。

相変わらず石灰石があちこちに転がっています。

油断するとルートを外れてしまうので、注意しましょう。

登りきるとすぐに分岐点に到着します。

右は霊仙山山頂で、左に行くと霊仙山最高点へ続く道になります。

どちらから先に行くか迷いましたが、先に霊仙山最高地点へ向かいましょう。

最高地点へ向かうには、一旦下って再び登るコースになっています。この下りは細かい石灰石が転がっているので、下る時は注意しましょう。

下ると最高地点が目の前に現れます。

長いように見えますが、ここはすんなり登る事ができます。

そして最高地点に到着しました。

ここからは岐阜方面の展望が良く見えます。

岐阜方面を向くと町がよく見えますね。

上手くいけば名古屋方面も見えるのでは?

霊仙山山頂は縦長なので、場所によって展望も変わってきます。

最高地点からは琵琶湖はほとんど見えませんが、山頂部がよく見えます。

それにしても山頂部は緩やかな形をしていますね。

そして相変わらず石灰石が散らばっています。

今まで歩いてきたコースと奥には伊吹山もはっきり見えます。

伊吹山について知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

www.narisuba.com

南東方面を向くと、恐らく鈴鹿山脈でしょうか?

あちら側の山々も1000m前後の山並みが広がり、縦走可能な山です。

霊仙山最高地点~霊仙山山頂

さて、最高地点から一旦戻り、今度は霊仙山山頂を目指しましょう。

そのまま戻って山頂に向かうのもいいですが、別ルートを発見したのでそちらから向かいましょう!

先ほどの分岐点方面ではなく、裏から山頂に行けそうなコースを歩いています。

細い道ですが、こちらの方ははっきりとした道なので、ルートから外れる事は無いと思います。

霊仙山山頂からの絶景

そして分岐点から数分で霊仙山山頂に到着!

最高地点ではないのにこちらが山頂という事になります。

しかし、ここからの景色が素晴らしすぎました!

目の前には日本一大きい琵琶湖が見えます!

伊吹山山頂からも雄大に見えますが、霊仙山山頂からもご立派な琵琶湖を眺める事ができます。

感覚的には、以前登った磐梯山山頂から眺める猪苗代湖みたいです。

磐梯山山頂もこんな感じで岩がゴロゴロしていました。

先ほど最高地点から眺めた景色ですが、こちらからだとまた微妙に見え方が違いますね。

今度は霊仙山山頂から最高地点を眺める。

天候に恵まれた霊仙山は恐ろしいほど美しく、花が見頃にはもっと素晴らしい光景になりそうですね。

先ほども眺めた鈴鹿山脈の手前には、これから通るであろう稜線が見えます。

見る限り、けっこう歩きそうですね。

琵琶湖は奥まで続いています。

比叡山も見えると思いますが…果たして本当に見えるのか?

少し拡大

湖には竹生島がうっすら見えますね!

あそこには美しい寺院と懸造の建物があります。

霊仙山山頂~南霊岳

さて、霊仙山山頂からの絶景を堪能したので、再び最高地点へ向かいましょう。

横を見ると、今まで歩いてきた登山道が見渡せます!

これだけ広いと車で走ってみたいですね。

それじゃ再び最高地点へ向かいましょう!

最高地点を通過し、今度はあちら側へ続く稜線を歩いて行きます。

相変わらず遮るものが無いので、ここから先も絶景ルートである事は間違いないみたいです!

こちら側の稜線も石灰石が多く、足元には無数の石灰石が散りばめられています。

特にアップダウンも無く、ほぼ平坦な道が続いていきます。

右の方を向くと、先ほどまでいた山頂部がよく見えます。

それにしても広大ですね。

この写真だけ見ても1000mの山とはやはり思えません。

そして、南霊岳へ向けての稜線に差し掛かります。

ここは道が細く、石灰石の上を歩くので少し注意が必要です。

よく見てもイマイチ踏み跡が分からず、油断するとルートから外れる恐れがあります。しかも左は崖になっているので、踏み跡をしっかり見定めながら進まなければなりません。

左下を覗くと、吸い込まれそうな感じになっています。

その先には鈴鹿山脈がよく見えます。

暫く進み振り返ると、今まで歩いてきた稜線が見えますが、こちらから眺めるとなかなかいい感じの稜線になっています!

何度も言います…ここ、海抜1000mですよ!2000m全然ないですよ!

南霊岳はまだか?

そんな思いでひたすら進んでいくと、南霊岳らしきピークが見えてきましたが…

あれがそうか?

残念ながら南霊岳という標識は無いみたいで、知らない内に通過した模様です。

南霊岳~汗拭峠

どこだかわからない南霊岳を通過後、近江展望台へ到着しました。

ここにはきちんとした標識と案内板が設置されています。

展望台と書かれているので、ここからもいい景色が堪能できます。

久しぶりに琵琶湖も姿を現しました。

ここから先もまだ暫くこのような登山道を歩く事になります。

振り返ると先ほどの稜線が遠くなってきましたね。

そろそろこの光景も終わりに近づいています。残念です。

展望台から先に進むと、どうやら本当にこの稜線も終わりみたいですね。

ここから先は再び森の中を歩く事になりそうです。

レスキューポイントという看板があります。

ここから先はいよいよ急下りの始まりです。

先ほどの緩い稜線とは打って変わり、物凄い急な坂を下ります。

しかも相変わらず石灰石が転がっているので、踏み外さないようにしっかりと見定めて下りましょう。

また、この辺りは迷いやすいポイントでもあるので、しっかりペンキマークを見つけながら進みましょう。

踏み跡もイマイチよく分からないので要注意。

振り返ると、かなりの急斜面である事が分かります。

奥の方に看板のようなものが見えますが、あれは恐らく先ほどのレスキューポイントの看板ですな。

しかし登りだとかなりキツそうですね…

そして楽しかった森林限界も終え、通常の登山道へ戻ります。

先ほどの光景が噓のようで、ここからはどこにでもありそうな普通の登山道を進んでいきます。

暫くは歩きやすい道が続いていきます。

道もはっきりとしているので、迷わず進んで行けます。

そして、ここが恐らく今畑という廃村でしょうか?

最初に訪れた榑ヶ畑の廃村に比べ、こちらはまだ家がはっきりと残されています。

少し散策すると…

今にも草木に埋もれかかっていますが、台所とお風呂場?のような箇所が取り残されていました。

外側はレンガ造りになっていて、内側はタイルで装飾されています。

台所の洗面には古びたやかんと茶碗のようなものが転がっていますね。

その隣には日本酒の酒瓶でしょうか?寂しそうに置かれていました。

集落を離れる最後の夜に宴会でもしたのでしょうか?

こちらは…

たぶんお風呂

こちらもレトロ感溢れるタイルの造りのなっていて、丸い湯舟のデザインですね。

しかし、湯舟はもう間もなく植物たちに飲み込まれそうな状態になっており、いかにも人工物が儚い存在である事を思い知らされているような気がします…

この湯舟を見られるのも時間の問題です。

奥の方には石垣や今となっては無に帰ったであろう空間が広がり、村としての面影のリミットが刻一刻と迫っている…

少し寂しい気分になりながらも私は進まなければなりません。

県道まではずっと下りでした。

そして県道に出ました。

ここから暫くこの県道を歩き、再び登山道へ進むコースになっています。

暫く進むと集落が見えてきました。

ここは落合と言う名の集落で、ここは廃村ではない様子です。

少し分かりにくい入口ですが、ここから再び登山道へ突入です。

最初に到着した分岐点である汗拭峠へ向けてここから登りが始まります。

暫くは川沿いの登山道を登ります。

道も歩きやすいです。

徐々に本格的な登山道になり、すぐ隣には川が流れています。

途中、沢を渡る箇所もあります。

増水の時は注意が必要ですね。

沢を終えると傾斜も上がり、体力を有する道になります。

汗拭峠までは登りですので、気合を入れましょう。

峠手前はかなりの急坂を登ります。

地面も湿っぽくここは少し登りにくいです。

そして遂に汗拭峠に到着。

ここからは来た道を戻るだけなので、特に迷う事は無いと思います。

お疲れさまでした!と言いたいところですが、ここから登山口へ戻り、更に駐車場まで歩かなければなりません…

下山後の温泉は伊吹薬草の里文化センターへ

下山後の温泉は少し距離がありますが、伊吹山の麓にある伊吹薬草の里文化センターにある薬草風呂がおすすめです。

古くから伊吹山の麓には薬草が自生し、戦国時代には薬草園が開かれるほど薬草が豊富な地域として知られ、センター内にも薬草園があり、見学が可能になっています。

そんな薬草の宝庫である伊吹山の麓にある文化センターは薬草風呂を体験でき、また、露天風呂には花崗岩でできた花崗岩風呂もあり、癒しのひと時を過ごすことができます。

薬草風呂の湯は濃厚で、薬草のにおいも濃く、癖になる温泉だと思うので、ぜひ一度体験してほしい温泉です。

joyibuki.info

最後に

霊仙山の山頂部はとても1000mの山とは思えない広大な景観を成し、石灰岩が散りばめられたカルストの光景も美しく、更に天気が良ければ青空と石灰石のコントラストが大変素晴らしく、爽快な山行を楽しめる山です。

今回は定番の榑ヶ畑コースから登りましたが、登山口の駐車場は閉鎖され、麓から登る事になるので、その分の歩行時間も考慮して登山計画しましょう。

この日は最高の青空の下で、本気の霊仙山の姿を堪能する事ができました。晴れていれば琵琶湖を始め360度の大絶景が楽しめるので、ぜひ1度登ってみてはいかがでしょうか。