9月6、7日は再び東北地方へ旅に出ました。
6日は鳥海山に登り、下山後はいつものように観光スポットを巡り、
鳥海山登山後は元滝伏流水を訪れました。
元滝伏流水は鳥海山ブルーライン沿いに位置し、横一列に連なりながら流れ落ちる滝の姿が美しいとのことで有名な滝です。
また、駐車場からも近く気軽に訪れる事の出来る滝でもあります。
一体どのような光景なのか気になり訪れたので、さっそく紹介したいと思います。
元滝伏流水のアクセス、駐車場
滝というと奥まった場所に位置するイメージですが、元滝伏流水は駐車場から歩いてすぐの場所にあるので気軽に見学出来ます。
国道7号の市役所入り口を曲がり踏切を越えると象潟ICの案内が出ますので、そこを右に曲がり、国道58号を走ります。
象潟ICを越えるとそのまま鳥海ブルーラインになるのでそのまま進み、元滝伏流水の案内看板が現れるのでそれに従って下さい。
駐車場
駐車場は広く、大型車も十分に停められるスペースがあります。
駐車場には鳥海山の天然水が販売されています。
お土産に良さそうですね。
元滝伏流水までの道のり
駐車場からすぐに元滝伏流水への入り口が見えてきます。
滝までは歩いて10分くらいかかります。
整備された綺麗な散策道を歩きます。
ここからの散歩は本当に気持ちいいです。
川を覗いてみました。
生き物が泳いでいるように見えるのはバイカモという植物で、水草の一種だそうです。
川のあちこちでこの水草が泳いでいます。
透明度の高い綺麗な水の証拠ですね。
次第に川幅が広がり、散策道も本格的なハイキングコースになります。
杉並木がいい雰囲気を醸し出し、爽やかな気分です。
川の流れは穏やかで、奥に進んでも流れはほとんど変わらず、川のせせらぎを楽しみながら進む事が出来ます。
10分程歩くと元滝伏流水へ続く階段が現れるので、下っていきます。
するとすぐに、横一列に連なる滝の姿が現れます。
元滝伏流水の全貌
元滝伏流水は約16~2万年前の噴火の際に流れた溶岩のへりの部分から流れ、
水は鳥海山に降った雨や雪が10~20年の長い年月をかけてようやくこの地に流れるそうです。
写真のようにごつごつとした岩から流れている様子がわかります。
奥の方も大きな岩の隙間からまんべんなく静かに流れています。
鳥海山の激しい噴火により流れ出した溶岩が何層にも積み重なり、その隙間から水が流れる水とコケによって趣のある光景が生み出され、まさに芸術的な滝であると感じる事が出来ます。
滝の目の前にはベンチもあるので、ゆっくりと元滝伏流水を眺める事が出来ます。
おすすめドライブは鳥海ブルーライン
元滝伏流水のすぐ近くに位置する鳥海ブルーラインは鳥海山の登山口まで続き、
途中日本海を眺める事の出来るおすすめのドライブコースです。
また、鳥海山の登山口である鉾立には展望台やお土産屋もありますので、
立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらをご覧ください↓
まとめ
元滝伏流水は鳥海ブルーライン沿いにあり、ドライブがてら気軽に立ち寄る事のできるおすすめスポットです。
また、滝までは危険箇所も無く、散策道は整備された道なので安心して滝に向かう事が出来ます。
元滝伏流水は落差がほとんど無く、迫力のある滝とは言えませんが、大きな岩から横一面穏やかに流れるその姿は自然美溢れるとても美しい滝だと思います。
ぜひ、鳥海山が生んだ元滝伏流水の自然美に触れてみてはいかがでしょうか。