神社建築には欠かせない鳥居は神域への入口を表し、その語源は神様が通り入る事から”とりい”であったり、鳥は神のお使いとして信じられていた事から鳥が神域に入る為の目印の役割を果たしているなど、様々な意味が込められた建造物です。
鳥居の形も様々で、日本全国にある鳥居は凡そ信仰によって形式が異なりますが、大抵の神社の鳥居はみなさんが想像するような形を成していると思います(⛩)
京都と言えばやはり寺社を始め、多くの歴史建造物が立ち並ぶイメージがあると思います。その中でも神社やお寺は誰もが訪れる場所で、神社においては必ず鳥居があり、そして鳥居を潜らなければなりません。
さて、そんな神社のシンボルマークにもなっている鳥居ですが、個人的に毎年訪れる京都で、他とは一味違う珍しい鳥居をいくつか発見し、今回は今まで訪れた神社の中でも特に個性的な鳥居のある神社を4社、更に番外編として2箇所の鳥居も合わせて紹介したいと思います。
- 日本で唯一の鳥居?まるで結界のような三柱鳥居
- 樹皮のままの鳥居!?日本最古形式の黒木鳥居とは?
- 大岩神社参道にある奇抜なデザインの堂本印象鳥居
- 黄金に輝く鳥居!京都屈指の穴場神社、その名は御金神社
- 【番外編その1】化野念仏寺にある鳥居っぽいけど鳥居じゃない建造物
- 【番外編その2】伏見稲荷大社にある、割られた?鳥居
- 最後に
日本で唯一の鳥居?まるで結界のような三柱鳥居
京都府右京の太秦という地名に位置する木嶋坐天照御魂神社には他には見られない三柱鳥居という鳥居が境内に建てられています。
その鳥居は本殿より西側にあり、鳥居の前は厳重に注連縄が張られ、禁足地のような雰囲気が漂う神域になっています。
神社の創建は不詳で、現在の社殿等は明治以降に建てられたものですが、本殿東にある蚕養神社は渡来系の氏族である秦氏によって祀られた社ではないかとも言われています。秦氏はヤマト王権建立前後に新羅から渡来し、蚕養を得意とする氏族であるが、その他多くの技術を日本にもたらし、ヤマト王権に大きな貢献をもたらしたと伝えられています。
その為、太秦という地名もこの秦氏から付けられた地名で、木嶋坐天照御魂神社の別名が蚕ノ社とも言われています。
また、本殿と蚕養神社の他、境内には末社として稲荷社が鎮座されています。
この稲荷神社は三柱鳥居の真下に位置し、ちょうど三柱鳥居から流れる水に合流する所に建てられています。
水は稲作にとって欠かせない存在である事から稲荷伸は水の神として祀られる事もあり、この末社も同様に周囲には水が流れています。
実はこの稲荷の神も元々は秦氏が最初に祀ったと伝えられ、それはつまり稲荷神は異国人によって祀られた事になります!
蚕の神に稲荷の神など、この神社には秦氏に関わる要素が多数ありますが、やはり一番の見どころは三柱鳥居であり、この鳥居の由来も分かっていない事が何ともミステリーで魅力的であります。
一説によるとキリスト教の一派であるネストリウス派の遺物や秦氏の聖地へ遥拝する為に三方向の鳥居が建てられたのではないか?秦氏が考案した鳥居ではないか?など様々な説が存在しますが、いずれにせよ三柱鳥居は、まるで結界のように建てられ、鳥居の中央には積み上げられた石の上に幣束が差し込まれ、神聖さを醸し出す存在である事に間違いありません。
木嶋坐天照御魂神社は住宅地に囲まれ、神社周辺は特に観光スポットも無く、まさに町の中の神社という雰囲気で、更に境内はほとんど人もいないので、ゆっくり観光できる神社だと思います。
【基本情報】
住所:京都府京都市右京区太秦森ヶ東町50-1
アクセス:JR「花園駅」、京福電車「蚕の社駅」より徒歩5、6分
駐車場:無し(近くにコインパーキング有)
以前に記事も書きましたのでこちらもぜひご覧ください↓
【地図】
樹皮のままの鳥居!?日本最古形式の黒木鳥居とは?
京都西部に位置する嵯峨野は京都市内には見られない豊かな自然と風光明媚な町並みが合わさった京都観光の中でも人気のあるエリアです。
特に嵐山の麓にある渡月橋は嵯峨野を代表とする観光スポットで、嵐山公園からは愛宕山、更に遠くを望めば比叡山まで眺める事の出来る絶景ポイントになっています。
中でも特に人気のあるエリアはやはり竹林の小路で、ここは平日にも関わらず多くの人が美しい竹林を愛でながら散歩でき、日本人だけでなく外国の方も多く見られる場所になっています。
そんな風情溢れる竹林の小路の中に野宮神社という社があり、位置的にも立ち寄りやすい場所から多くの参拝者で賑わう神社です。
天照皇大神を御祭神とする野宮神社は神宮へ奉仕する斎王が伊勢へ向かう前に潔斎する場所であり、その後、斎王制度は廃絶したものの、現在まで皇室から篤い崇敬を受けているお社です。また、源氏物語にも登場した事から良縁や子宝の神として崇敬されています。
周囲を清々しい竹林で覆われた野宮神社の見どころはこの珍しい黒木鳥居という鳥居で、ご覧の通り樹皮のまま鳥居の形が組まれています。
この鳥居はクヌギの木を三年毎に建替えいるそうですが、近年入手困難に陥り、何としてでもこの伝統を守ろうと、現在は香川県より奉納されているそうです。
近くで確認すると木材そのもので建てられている事が分かり、表面も加工されているように感じます。
鳥居は信仰によってある程度の形や色、素材の使用方法が決まっていますが、この黒木鳥居は素材ををそのまま組み合わせて建てられています。鳥居の起源は残念ながら分かっていませんが、恐らく当初の鳥居はこのような木材や石材をそのまま組み合わせて建てられたと思われます。
つまりそれは日本最古形式の鳥居であるとも言えますね。
野宮神社から先も竹林の小路は続いていきます。
奥に行けば行くほど鬱蒼とした竹林が待ち構えているので、野宮神社参拝後もゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
住所:〒616-8393 京都府京都市右京区嵯峨野々宮町1
アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩10分
駐車場:無し(渡月橋周辺に有料駐車場有)
【公式サイト】
【地図】
大岩神社参道にある奇抜なデザインの堂本印象鳥居
伏見稲荷大社からさほど遠くない大岩山に鎮座する大岩神社の参道には他の鳥居とは異端の空気を発する奇妙な鳥居があります。
大岩山は深草山の主峰を示す山で、県道35号沿いには参道入口(登山道入口)を表す鳥居が建てられ、恐らくこの神社も山岳信仰として古くから崇敬されていた事を肌で感じる事ができます。
さて、その奇妙な鳥居は参道入口から山頂までの登山道の途中にあり、位置的には登山道の中腹より少し上の場所にあります。
その姿は一見鳥居の様には見えず、東南アジアの文化遺産の風貌に感じてしまう。
鳥居を潜るとそこには社や石碑、更に見慣れない神の名が書かれた石など様々で、背後には巨岩や湧き水も確認できました。
不気味さと神聖さが交差するような感覚に見舞われ、不思議な事にここに身を置くと落ち着くというか安心感が芽生えます。
そういえば伏見稲荷大社にもこのような場所がある事を思い出しました。伏見稲荷大社は稲荷信仰の総本社として鎮座された、言わば稲荷信仰のトップを担う神社であります。そんな稲荷信仰も実は多くの団体があり、伏見稲荷大社の背後位に聳える稲荷山には数多くの教団の稲荷や神々を祀ったエリアが存在します。
千本鳥居のような華やかな場所ではなく、やはり鬱蒼とした雰囲気の中に石碑や社が祀られており、この場所もそれに近い雰囲気です。
それでは改めて鳥居を見てみよう。
この奇抜なデザインの鳥居は「堂本印象鳥居」と名付けられ、堂本印象とは京都府生まれの画家で、日本だけでなく国際展覧会にも多く作品を出展するなど、日本に功績を残した画家でもあり、現在は京都府に堂本印象美術館も開館されています。
鳥居の横には堂本印象寄進と書かれた石板もあり、つまりこの鳥居のデザイン堂本印象によるものとなります。
堂本印象について知りたい方は堂本印象美術館のサイトをご覧ください↓
鳥居上部の中心には大岩大神、小岩大神と書かれた扁額が鳥居と一体化され、その両サイドには扁額をアピールするかのような男女の人?神?が描かれています。
しかし裏はまた別のデザインになっていて、人物の他様々な動物も描かれています。
柱には神様のような仏様のようなものが描かれ、柱全体に模様が施されています。
やはり全体的に鳥居というより門のような印象が強く、確かに鳥居と言われれば鳥居のように感じます。しかし、鳥居は神を祀る神社の建造物で、デザインも質素に趣を置くのに対し、堂本印象鳥居はやはり芸術性を帯びた鳥居になっています。
実は山頂付近にある神社にもこのデザインの鳥居がもう一基あり、大きさは先程より小規模ですが、一目で堂本印象鳥居である事が分かります。
こちらの鳥居の柱には人物は描かれていませんが、上部には扁額を支える人物が描かれています。
裏はこんな感じで、人物は描かれていないものの、柱にはびっしりと模様が描かれ、やはり東南アジアの文化遺産のような建造物です。
裏には岩っと書かれていますが社紋でしょうか?
由緒によるとこの神社は大岩と小岩を御神体とする社で、それはつまり原始山岳信仰に由来するものであり、古くから神体山として崇敬されていた事が伺えます。
恐らく岩と書かれた紋は御神体を表していると思われます。
ちなみに、石鎚山の社紋は石と書かれたシンプルな紋で、この大岩神社の社紋に似ています。石鎚山も古来から続く山岳信仰の山で、荒々しい石から成る山容は迫力満点で、多くの修験者や崇敬者が登られています。
拝殿は二ヶ所あり、その裏に大岩と小岩が祀られています。
実はこの神社拝殿の裏に回る事も可能で、御神体である岩も隙間から眺める事ができ、御神体は玉垣により、まるで結界のように厳重に守られています。
拝殿から裏へ回る道があり、ちょうど真後ろから拝む、いわゆる裏参拝も可能になっています。
社殿の隣には社務所のような建物があり、かつては御祈祷なども行っていた雰囲気でした。現在は廃墟になっていますが、社殿はきちんと管理されている様子から今でもしっかり崇敬されている事は分かる神社でした。
大岩山は低山ですが、麓から山頂にかけての登山道には様々な神仏が祀られ、山頂には二体の立派な岩を御神体とする立派な社が建てられている事から、まさに山岳信仰の雰囲気が漂う山です。
今回紹介した堂本印象鳥居はやはり山中では目立つ存在であり、何でここにこんな鳥居が!と反応すると思います。また、画家である堂本印象氏が自らデザインした鳥居を寄進されたという事は、堂本印象氏もこの神社を崇敬されていたのではないかと思います。
ちなみに山頂の大岩神社には裏参道もあり、車でお越しの方は山頂付近に停めて裏の鳥居から訪れた方が楽です。
しかし、中腹の堂本印象鳥居をご覧になりたければ、行は下り帰りは登りと登山をしなければならないので注意。
【基本情報】
住所:〒612-0817 京都府京都市伏見区深草向ヶ原町89-1
アクセス:京阪バス「深草谷口町」「深草馬谷」より徒歩、
車の場合は山頂付近の大岩神社の隣スペースに駐車。
【地図】
黄金に輝く鳥居!京都屈指の穴場神社、その名は御金神社
さ~て、最後の4選目はみんな大好き金運に関する神社です!
京都市中京区の二条城近くにある町中にある小さな神社の御金神社は金運を始め、お金に関するあらゆるご利益を賜る神社として有名な神社です。
御祭神は金山毘古命という神様で、元々は鉱山の神として祀られ、金山の金は金属を表し、古くから鉱物資源が豊富な山などに多く祀られていたそうです。
金属の材料となる鉱物は古来より貴重なものとして扱われ、特にヤマト王権は朱(硫化水銀、辰砂)と言う鉱物の貿易やビジネスによって始まったという説もあるそうで、つまり日本は鉱物の恩恵により発展した事になり、まさにお金の原形と言っても過言ではありません。
そんなお金の原点の守り神を祀る御金神社は平安時代から江戸時代にかけて神社周辺には鋳物職人や金貨鋳造を行う業者の集う場所でだった為に金山毘古命と御縁があり、現在はご利益が多少変化されましたが、地域を越え国内外の人々から参拝されています。
さて、改めて鳥居を見てみよう!
何の変哲もない住宅街というか町中に突如黄金に輝く鳥居が異様に目立ちます!
自転車や車で通りかかっても、初めての方は恐らく二度見してしまうのでは?
鳥居の上部には金色で御金神社と書かれた扁額が神々しいですね。
読み方も”おかね”ではなく”みかね”なので、間違えないようにしましょう。
この鳥居は京都の老舗の金箔を扱う会社によって施された鳥居らしく、会社の創業が1711年なので、少なくとも金色の鳥居は江戸時代以降に建てられた事になりますね。
しかし、黄金の鳥居とは何とも贅沢というか絶対に潜れば金運だけでなく、運勢も上がるのではないかと思える鳥居ですね。
境内は決して広いとは言えませんが、平日でも多くの方で賑わいを見せていました。
特に授与品の種類が豊富で、端から端までほとんど金運に関する授与品がズラリと並び、授与所全体が光り輝いており、どれも縁起の良さそうなお守りや御札でした。
境内には樹齢200年を超える銀杏の木が生え、いちょうは不老長寿や繁栄発展の象徴とも言われ、葉が八方向に広がる事から末広がりのご利益をもたらすそうです。
その為に授与品の中でもいちょう絵馬が人気で、境内の絵馬かけにはご覧の通り、大量に掛けられていました。
秋の例大祭を中心に様々な祭典も行われており、特に正月はご利益を求めて多くの参拝者で賑わい、町中にもかかわらず参拝者による長蛇の列が見られます。
ちなみに写真は2月下旬の祝日ですが、ご覧の通りまだまだ参拝が多く警備員による誘導が欠かせない状況でした。
御金神社は二条城と京都御所の間に挟まれ、ひっそりとした町中の小さな神社ですが、正面の黄金の鳥居が何とも魅力的で、金運のみに関わらず潜れば全ての運が開かれそうな不思議な力を感じます。
京都の寺社参拝の旅に出られる方はぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
住所:〒604-0042
アクセス:地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」、地下鉄東西線「二条城前駅」徒歩5分
車の場合は京都駅から15分程度
駐車場:無し(近くにコインパーキング有)
【公式サイト】
【地図】
【番外編その1】化野念仏寺にある鳥居っぽいけど鳥居じゃない建造物
奇妙な鳥居、不思議な鳥居を4基紹介しましたが、ここからはおまけとして、もう2箇所の鳥居を紹介したいと思います。
番外編その1は再び嵯峨野からの紹介で、こちらの鳥居は嵯峨でも奥嵯峨に位置する化野念仏寺の境内にある鳥居です。
最初は珍しい鳥居だ!と感心して写真を撮っていましたが、見れば見るほど、本当に鳥居なのか?と思い、近くに説明版があったので、読んでみるとどうやら鳥居ではなく、塔門と呼ばれるインドの仏教建造物でした。
その塔門の先にあるドーム状の建造物は仏塔と呼ばれる塔で、ブッダの骨である仏舎利を保存する為の建物です。
改めて見ると塔門は鳥居で、仏塔は古墳(円墳)のように見えるのは気のせいだろうか?
これらの仏教建造物は紀元前に建てられ、それはつまり2000年以上前にデザインされた建造物であり、日本の寺院よりも遥かに古い事が分かります。
更に本場ではこれに加え玉垣のようなものも仏塔の周りに配置され、増々神社建築に繋がりのあるように感じます。
建造物もそうですが、実は記紀神話の内容も大陸から伝わった神話と似ている部分が多く、つまり諸外国の神話を素に日本オリジナルの神話が作られたと思われます。また、神話だけでなく歴史的建造物や宗教に至るまで幅広く大陸からの影響を受けている事は否めません。
神社建築の一つである鳥居も起源や発祥も実際に分かっていませんが、ひょっとしたらこのような塔門のデザインが伝わり、日本オリジナルの門である鳥居を作られたのではないかと想像し、実はこれが鳥居の起源ではないかと考えたくもなります。
化野念仏寺は元々空海がこの地に葬られた人々を追善する為に建立した寺院で、後に法然上人により浄土宗に改められ、念仏寺と呼ばれるようになったそうです。
境内には八千体の無縁の石仏が立ち並び、周囲は山で囲まれた静かな場所になっています。
そして実はこの化野念仏寺には小規模ながら竹林の小路もあり、野宮神社近くの小路に比べ短い距離ですが、こちらの小路もなかなか素晴らしく、知る人ぞ知る秘密の竹林小路になっています。
本場の竹林の小路は平日でも多くの観光客で賑わっていますが、ここの小路はほとんど人がおらず、独占して竹林を楽しむ事ができるのでおすすめです。
【基本情報】
住所:〒616-8436 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17番地
アクセス:JR嵯峨嵐山駅及び京福嵐山本線嵐山駅から徒歩数分
駐車場:無し
【公式サイト】
【地図】
【番外編その2】伏見稲荷大社にある、割られた?鳥居
さて、番外編最後に紹介する鳥居は、伏見稲荷大社の脇道の民家付近にある謎の鳥居です。
この鳥居、なんと!割れているように見え、ご覧の通り真ん中が開いています。
片方の柱を眺めると、恐らく割れたのではなく元からこのようなデザインで建てられたようですね。
ちなみにこの鳥居の近くには鬼子母観音像が安置されています。
果たして観音様と関係があるのか分かりませんが、その隣には保育園もありました。
また、その向かいには銭洗弁財天があり、一体だれが何のためにこのような鳥居を建てたのかこれでは分かりません。
ネットで調べると、どうやら「間あき鳥居」という名の鳥居で、出世門とも呼ばれているそうですが、由来などは書かれておらず謎のままでした…
【基本情報】
場所:伏見稲荷大社社務所奥の鳥居から民家方面へ徒歩数分の銭洗弁財天前
【地図】
最後に
いかがでしょうか?
今回は普段見慣れた鳥居とは一味違う変わった鳥居を京都内でピックアップし紹介しましたが、由緒がはっきりしたものから不明なものまで様々でした。
寺社巡りの旅だとやはり立派な社殿や庭園に目を惹かれ、正面に聳える鳥居はあまり印象に残らないと思います。
しかし、今回紹介した寺社の鳥居は個性的で、思わずナニコレ?っと思うような珍しい鳥居なので、京都の旅でどこへ行こうか迷っている方にはぜひ、これらの鳥居を目の当たりにしてみてはいかがでしょうか。