素晴らしき日本の景色たち

主に日本全国の山や景勝地、観光スポットを紹介します

群馬県南牧村の南牧三名瀑及び景勝地を紹介します!

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秋の深まる11月の中頃、群馬県の南牧村にある南牧三名瀑を眺めに行きました。

南牧村は下仁田町の隣に位置し、村全体が山に囲まれ、登山やハイキング、更に釣りや滝巡りなど、四季折々の豊かな自然を満喫できる村であります。

南牧村には何度も訪れていますが、滝巡りはまだ行っておらず、登山がてら少し立ち寄る程度しか滝には触れ合っていなかったので、今回は黒滝山登山と南牧三名瀑と称されている象ヶ滝、三段の滝、線ヶ滝の滝巡りを行いました。

更に趣のある風景や景勝地も訪れたので、合わせてご紹介したいと思います。

象ヶ滝

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南牧三名瀑の中で最も奥深い位置に流れているのが象ヶ滝です。

落差は約30mで、落ちる姿が象の鼻に似ているからそのような名前になったそうです。

山の奥に位置する象ヶ滝はまさに、秘境の滝という感じであり、ある程度歩いて行かなければならないので、一人で静かに滝の流れや音を楽しみたい方にはおすすめです。

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国道93、108号を進み、車1台がやっと通れる道を進むと最奥に2台くらい停められるスペースがあるので、そこに停車させます。

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ここから15分くらいで象ヶ滝に到着します。

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特に登り下りは無く、平坦な道のりですが、途中に陥没している橋や傾いた橋がありますので、渡る際は注意が必要です。

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更に進むと川沿いの道となります。

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川沿いの先にはお目当ての象ヶ滝が見えてきます。

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ギリギリまで近づいてみました。

水の勢いはそこまで強くなく、岩を撫でるように流れ続けています。

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滝壺付近の様子

轟音ながらも触れられるのではないかと思うくらい、穏やかに流れ続けています。

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象ヶ滝へ向かう途中の道路の様子

この時期は紅葉がご覧の通り見事です。

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この道沿いには以前紹介した人面石が存在しています。

秋は紅葉に包まれながら寝そべっています。

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下仁田インターから車で40分くらいかかります。

三段の滝

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象ヶ滝の近くには三段の滝という滝があります。

名前の通り、三段になって流れ落ちる様子からそのように名付けられたそうです。

落差も50mと三名瀑の中で1番の落差を誇り、三段の滝は三段に分かれているために、水の勢いはそこまで強くないですが、50mの高さから流れる姿は大変迫力のある滝だと思います。

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ここは広い駐車場とトイレが完備されています。

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駐車場からすぐにハイキングコースになります。

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こちらも川沿いの道が続き、特に危険箇所はなく、自然を楽しみながら歩く事が出来ます。

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このような鉄ハシゴも現れます。

ここを過ぎればあと少しです。

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駐車場から約30分で三段の滝に到着します。

三段の滝という看板から見上げると、かなり高い所から流れているのが確認出来ます。

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三段の滝の奥には碧岩、大岩の登山道が続いています。

ここから先は滝沿いのロープ場や迷いやすい道が連続するので、登山を行わない場合はあまり近づかない方が無難です。

ちなみに碧岩、大岩は地図では危険マークを有する上級者向けの登山なので、登られる際は十分な注意が必要です。

以前私も登った事がありますが、この山はかなり手こずりました。

 

駐車場から歩きで約30分くらいかかります。

線ヶ滝

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線ヶ滝は荒船山方面から流れる星尾川の上流付近に位置し、名前の通り一本の線を描きながら一直線に流れ落ちる姿から線ヶ滝と呼ばれるようになったそうです。

更に群馬県指定天然記念物及び名勝に選ばれています。

個人的には三名瀑の中で線ヶ滝が一番見ごたえのある滝だと思います。

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滝専用の駐車場はありませんが、道路の路肩に数台駐車可能です。

不安な方は、少し奥に立岩、荒船山登山の無料駐車場があるので、そちらに駐車する事をおすすめします。

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入口

ここから線ヶ滝ビューポイントまで1、2分くらいでたどり着きます。

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ビューポイントまではひたすら下り道です。

帰りが少し厄介ですが、ほんの数分なのでそこまで疲れる事はないと思います。

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そして、線ヶ滝のビューポイントに到着です。

落差約35mで、上から下まで一筋の線で流れ落ちるその姿はまさに、線の滝です。

途中でぶれる事も無く、まるでレーザービームのように流れ、巨大な黒灰色の岩壁とのコントラストが絶妙で、風情のある滝を作り上げています。

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写真にもあるように、螺旋階段で下まで降りる事ができますが…

歩く度に揺れるので、少し不安です。

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螺旋階段の途中から

畏れを感じてしまうくらい綺麗な水です。

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螺旋階段の全体です。

それにしても、なぜ螺旋階段にしたのか分かりません…

しかも螺旋階段の後はハシゴを下るようになっています。

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下から見上げてみました。

何処から見ても、恐ろしいほど一直線に流れ落ちる様子がわかると思います。

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滝壺の様子

一直線に流れ落ちるので、滝壺はかなり深そうです。

滝行は不可能ですかね…

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流れ落ちた水は岩と岩に挟まれた細い趣のある渓谷を流れていきます。

滝も美しいですが、この光景も見入ってしまうほど素晴らしいです。

 

南牧村民俗資料館から、荒船山、立岩方面に向かいます。

しばらくすると、線ヶ滝の看板が見えてきます。

その他南牧村の滝や観光スポット

南牧三名瀑の他にも南牧村にはおすすめ観光スポットが多数あるので紹介します!

熊倉不動滝

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熊倉不動滝は三段の滝から象ヶ滝方面に進み、長野県方面への続く道路の分岐点に位置します。

落差は約10mの小規模ですが、清らかに流れるその姿に心が落ち着きます。

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駐車場は無く、少し広がった道路に路駐し、ガードレールから眺める形になります。

蝉の渓谷

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蝉の渓谷は南牧川の急流により、長い年月削られたことでこのような渓谷が作られたそうです。

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高く険しい岩壁と岩壁の間を細く流れる川の姿は、自然によって生み出された美しさと畏れを同時に感じる事の出来る素晴らしい景勝地です。

私も初めて見た時にはハッとなり、自然の圧のせいか、暫くその光景に見とれ硬直しました…

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また、蝉の渓谷の蝉は狭水の転訛といわれていますが、この蝉は松尾芭蕉の有名な一句である「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の蝉が関わっています。

この句は、あまりに素晴らしい大自然を目の当たりにした事で、自分が天地自然と一体になった感覚に見舞われ、それにより真の閑さを感得し、全てが静まり返った事を意味しています。

つまり、この渓谷の圧倒的な自然美を、芭蕉が感得したこの句にちなんで蝉の渓谷とされたのではないかと思われます。

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橋の上から渓谷を眺め、目を閉じると不思議な事に、川の音が止み辺りが静まり返るかもしれませんね。

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駐車場は数台停められ、更に趣のあるあずまやと綺麗なトイレも完備されています。

南牧村民俗資料館

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かつて小学校として建てられた校舎は、過疎化により平成6年に閉校となり、平成24年に南牧村民俗資料館として現在に至っています。

資料館の中には南牧村の先人たちの暮らしや文化、生産産業について伝えられ、当時実際に使われていた農耕用具や生活品も展示されています。

入館は無料なので、気軽に見学する事が出来ます。

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【開館時間】午前10時~午後4時

【入館料】無料

【休館日】月・火曜日・祝日・年末 ※臨時休館も有り

南牧村伝統行事の火とぼし

毎年8月14、15日に行われる、群馬県最大の火祭り。

闇に浮かぶ火の輪が幻想的で、とても素晴らしいお祭りです。

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千歳屋の炭ラーメン

古くから林業の盛んな南牧村は、炭製品が有名な事もあり、

村おこしのために作られたのが炭ラーメンです!

県外からのリピーターも多く、見てビックリなラーメンをぜひ、味わってみては?

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まとめ

南牧三名瀑は南牧村を代表とする滝であり、どれも素晴らしい滝であります。

南牧村には多くの川が流れているので、三名瀑以外にも多くの滝が存在し、更に見ごたえのある景勝地も多いので、滝巡りに合わせて訪れるのもおすすめです。

特に秋は紅葉が美しく、滝とのコラボが大変素晴らしいので、紅葉の見ごろである11月上旬から中旬に訪れるのが良いと思われます。