八甲田山の登山を終え、奥入瀬渓流に向かうにはまだ時間があったために、温泉に入ろうと温泉を探し、なるべく静かな温泉がいいなと探しに探していたところ、国道40号線沿いに温泉の看板があり、なんとなく見つけたのが“みちのく深沢温泉”です。
みちのく深沢温泉は広い駐車場の中にぽつんと、まるで住宅街にある町工場のような外見で、どこが温泉?という雰囲気を醸し出していました。
しかし外見とは裏腹に中は温泉宿として機能し、内風呂も露天風呂も風情のある温泉だったのでその様子をお伝えしたいと思います。
みちのく深沢温泉のアクセス、情報
- 住所:青森県青森市駒込深沢650
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アクセス:青森駅より車で約1時間
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駐車場:有
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料金:大人400円、子供(小学生以下)200円
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入浴時間:午前7時~午後8時頃
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宿泊:可
温泉宿らしからぬ外見
道路の看板に沿って車を走らせ到着しましたが…
広い駐車場の目の前に町工場のような建物があり、さて
温泉はどこかとしばらく探しましたがどこにも見当たらず、その場をうろつき…
ふと見上げると大浴場露天風呂入口と書いてあったので、間違えなく温泉のようです。
駐車場ですが明確な駐車場は無く、広い空間があるだけです。
恐らく、邪魔にならないよう停めれば大丈夫だと思います。
内部の様子
入口の扉には風呂入口と書かれ、ここまで来れば安心して入れそうですが、
中が薄暗く不安を煽ります。
入ってすぐに中からおばちゃんが出てきて、料金400円を払い奥の廊下に進んでいきます。
廊下には赤い絨毯が敷かれ、廊下も薄暗くソファーが並べられています。
廊下の手前には宿泊者たちの寛ぐ部屋があります。
アットホームな感じが何だか落ち着きます。
いざ、温泉に入湯
廊下を渡り終え、いよいよ温泉に入ります。
それにしてもソファー置きすぎです(笑)
脱衣所は至って普通です。
いよいよ温泉へ!
古めかしい浴槽が何ともいい雰囲気を醸し出しています。
お湯は濁り湯で、鉄っぽい臭いがいかに天然温泉である事を感じさせてくれます。
東北地方のためでしょうか、温度は高めでした。
洗い場も超シンプルで、壁に蛇口が付いているだけでした。
ここで一つ気になったのは写真右奥の数字です。
浴槽の奥に1から順に数字が書かれていましたが、これは何のための数字か分かりません。
何でしょうか?
さて、これが露天風呂の様子です。
露天風呂も同様に濁り湯で、少し青みのかかった色が特徴です。
森に囲まれ、静かな雰囲気の中ゆっくり浸かる事ができ、冬は雪景色の露天風呂になるのでしょう。
それにしても、400円でこの露天風呂は非常に有難いです。
一つ注意事項は、隣の女湯と分かれていますが、境目の下部の隙間から普通に隣が見えていましたので、露天風呂に入る際は注意が必要です。
まとめ
みちのく深沢温泉は国道40号沿いに位置し、八甲田山から近いために、登山後の温泉に最適です。
八甲田山といえば酸ヶ湯温泉が有名ですが、大勢で入るより一人でのんびりと温泉に浸かりたいと思う人にはもってこいの温泉で、更に400円で贅沢な露天風呂も完備されているので非常におすすめだと思います。
年中無休の温泉なので、登山や観光の際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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